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2014年3月4日火曜日

【笹子川】かいきん!!!!【寒い】(後篇)

前篇より続く)

さて、何とか時差調整も成功し、始発電車に乗って笹子へ。途中ウトウトしながらも無事笹子駅で下車しました。


時間は6時過ぎ。もう川は人だらけではなかろうかと心配です。
まずは駅の上流にある橋のところ(放流ポイントでもある)まで歩いて様子見。ん?4人ほどのグループが居るけど他には人影は見当たらず、思ったほどでもないぞよ。しめしめ。
どうやら雪と寒さで回避した釣り師が多いようで、これなら十分楽しめそう。
人も少ないしこのあたりから釣り上ってもいいんだけど、僕の目的は違うのだ。

さらに国道20号を歩き、 もひとつ上の橋へ。
ここも放流ポイントで何台か車が止まっていたが人数はそれほどでもない。この分ならイケるかも。

さらに少し歩いて先ほどの橋の上流にある堰堤の上へ入ります。
おーー!雪だらけだが足跡が全くない!誰も入ってないぞこりゃ!
喜び勇んで川へ走ろうとするも股下まで埋まります笑 これはきついわ。


河原の雪にも足跡はなく、一番乗り確定!この時間まで誰も入ってないとは驚きです。
さて、なぜこの堰堤上にこだわったのか。そしてなぜ人が入ってないのか。それはここから上流のエリアには放流がないからです。
もちろん放流がないので数は出ませんが、今年最初の釣りでぜひ天然モノの綺麗なヤマメを釣りたいのです。

仕掛けを作るのももどかしく、おまけに手がかじかんで鍼を結ぶのにも時間がかかりましたが、ようやく釣り開始。
しばらく釣り上るも瀬ではなかなか反応がありません。水温も低いし難しいかな。やはり深場や石の影に潜んでいるのでしょうか。
ちなみに堰堤上のエリアは数年前までは段々の続く良いポイントがあり、小型ながら良く釣れた場所ですが一昨年の大水でやたら平べったくなってしまい、魚が着かなくなりました。
師匠に出会い、釣り方を教えてもらった場所も、もうありません。残念です。

浅場をチョコチョコやって上流へ。川辺ギリギリまで雪が積もってるので川の中を歩いて遡行します。どうしてもポイントを荒らしてしまうことになるので後ろから来る人が居れば申し訳ないが他に方法がないのでしょうがない。まあとりあえず人影は見えません。

少し上流に移動するといくらかは落差も出てきます。と、小さな落ち込みで反応がありました。
キターーー(*'▽')


可愛いヤマメちゃん。写真ちょっとブレちゃった。小さいですが笹子らしいキレイなヤマメです。

と、ここから3連続ヒット。


写真は3尾目。だんだんサイズダウンしてます笑
パーマークがくっきりしてて綺麗です。

500mほど釣り上って放流なしエリアを終了。もう少し上っても良いのですがこの上はそれほど渓相も良くないし、天然ヤマメも釣れてだいぶ満足してしまったのであとは放流魚に遊んでもらって帰ろうかなと。

先ほどの橋まで戻ってみると橋の上で様子見してるおじさん2人。少し話した後、川へ降りてみます。
すぐ下の堰堤には2人入ってたので下流にある小さなプールへ。ここは解禁日以外でも結構魚が溜まるので笹子に来ると試してみるポイントです。
しかし橋の上からは見えなかったのですが一人釣り人が。なんだか良さそうな感じの人だったので会話しつつ眺めてるとポツポツと釣れてきます。中にはなかなかのサイズも。
餌師で魚も一応キープしてるようですが、小さいのは少し上流にリリースしてました。

見てるうちにやはり釣りたくなってきたので少し下流で始めますが全く反応なし。やはり水温が低いために放流された魚も移動してくれてないみたいです。
全く反応がないまま、時間が過ぎますがふとみるとさっきの釣り人が上に移動した模様。もう釣り切っちゃって移動したんかなと思いながらも後を試してみるとあっさり小型がヒット。こりゃまだ釣れるかな?
小型が何尾か釣れたところでさっきのおじさんたちが下流から登場。「なんかちっちゃいのばっかり何匹か出たけどイマイチだなあ」だそうで。しばらく会話をしながら釣ってたのですが、ん?なんかモゾッとしたぞ。
おーー結構引くぞこりゃ!
てな感じで上がってきたのは23-24cmの放流ヤマメ。

「おーいいねえ。やっぱそれくらいのサイズが欲しいよなあ」
「おし、上の堰堤やってみるべ」

てな感じで去って行かれました。
その後はアタリも少なくなってきたので僕も移動することに。

橋まで戻ってみると堰堤上の放流ポイントに釣り人が一人いるだけです。

「どうですかあ」
「魚は居るんだけど喰わないねえ」

水温が低いからなのか、それとも早くもスレちゃったのかしらん。僕も少し上流で試してみたんですがイマイチ反応がありません。

そうこうしてるうちに釣り人も帰っちゃったので彼がやってたポイントを試してみることに。
んーむ。確かに魚が見えますな。どうでしょ。
まずはキジで試してみますが、喰ってきません。まあ放流直後はイクラかブドウ虫の方がいいかな?と思ってブドウ虫に変えた途端、ガッツリきました。


29cm。デカすぎじゃね?笑
その後も20cm台のヤマメがボコボコと釣れてきます。どうもイクラに飽きただけだったようですな。それとも僕が天才なのか全違

しかし魚が妙にデカい。普通放流魚のアベレージサイズと言ったらせいぜい18cmくらいのもんでしょ。どうやら今年は漁協がえらくデカいのばかり仕入れたらしく、その分、数は少ないかも。重さで買ってるはずなので。
放流魚とはいえそこそこ引くので面白いと言えば面白いんですがなんか大味ですなあ。
正直、ここで尺とか出ちゃったらどうしようかと心配しました。こんな釣りで尺釣りたくねえ笑

そんなこんなでちょっと飽きてきたしだいぶ冷えてきたので3時過ぎに納竿して帰りました。
今年の解禁釣行は趣に欠けた感はありましたが、非放流エリアを独占して綺麗なヤマメを釣ることもできたし、デカ放流魚の引きを楽しむこともできたしでなかなか楽しかったです。

次回は放流前の鶴川で年越しヤマメを狙おかな。


■釣行情報
釣行日:2014.3.1(土)
場所:笹子川
天気:曇り

■仕掛け
竿:下野 青峰軟調630、540
糸:SUNLINE Super Z 0.3号
錘:ガン玉2号~B
針:ハイパー渓流6号
餌:キヂ、ブドウ虫

■釣果
ヤマメ 13cm~29cm、十数尾
イワナ 21cm 1尾


<了>

2 件のコメント:

  1. 29cmとはでかいっ!!
    その後のボコボコっていいですねー。
    ブドウ虫も持って行く( ..)φメモメモ

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  2. いらっしゃいませ(^^)
    餌釣りの場合、普段はキヂしか持っていきませんし川虫取れればそっちを優先しますが、放流魚に関してはエサは複数用意した方がいい気はします。
    キヂにブドウ、あとはイクラってとこですかね。
    春先の寒い時期はキヂよりブドウの方が食いがいいような気もします。

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