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2012年3月21日水曜日

【釣り日記2012】3月中旬鶴川ツイン釣行【ワキ腹痛てえよ】

さて一夜明けワキ腹が痛いにもかかわらず出撃。遅めのスタートだったので近い鶴川だが結果は

ボウズ。

一度だけアタリがあり、結構良さそうな魚体も見えたのだが、ガツって手ごたえだけでノらなかった。無念。
相方はアタリもなかったようなのでそれよりはマシかもしれないが笑

【釣り日記2012】3月中旬葛野川ツイン釣行【葛野川ならイケるはず】

3/19(月)、またしても日野の人と行ってまいりました。
今回は魚の写真をちょっと撮っただけで川の写真はありません。覚書程度の日記です。

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日野の人は前日池袋でライブがあり、帰りが遅かったってことでいつもより少し遅く6時起床。
どこ行くべえと相談したら二人とも葛野川だろうということで即決。

日野→八王子IC→上野原IC→猿橋→葛野川へ。

まずは最初のポイントへ。ここは昨年結構お世話になった場所で魚影も濃く型も割りと良い。
今回もここで景気をつけて後に繋げようかと入ったが全然ダメ。
水量の不足か水色の変化か。原因はわからないが全く反応がない。解禁後、ガッツリ人に入られたんかな?
まあ今後復活してきそうな気もするのでとりあえず今回は仕方なしということで次のポイントへ。

次のポイントは某橋の下流、前に原チャリで行ったときに上から川を覗いてみたが入渓する道がまったく分からず断念したポイントだ。今回は無理やり入る。大丈夫。僕は独りじゃないんだw
斜面後半は蔦に絡まれまくって苦労したがなんとか降りた。(後で気付いたんだがここで予備竿を落っことしてたらしい)

降りたところにはええ感じのプールが。日野の人に譲り自分は上の落ち込みへ。早速始めてみると日野の人は早々に釣れた様だ。よしよし。
自分のほうはというと木のカブリがきつく、かなり投入が難しい。案の定突風に煽られて仕掛けをロスト泣
結局アタリもなく上流へ。
いくつか攻めていくとある瀬尻でモゾッとしたアタリがあった。が、空振り。
もう1回行くと、今度は出ました。


チビっ子です。まあでもひと安心。
同じ筋で続けてみると連続ヒット


2尾目


3尾目

まあ似たような型がポンポンと上がる。ほとんど同じ筋、同じタイミングだ。次の落ち込みに向かい流れのスピードが上がる寸前の辺り。

チビが群れてるかなー。そうなるとサイズアップは難しいなー。
ってわけで移動。少し上に良さそうな落ち込みが見えたんだが、落ち込み直下は下から追っかけて来る日野の人に空けておこうと思い、自分は下の瀬を試してみる。アレ?手ごたえアリ!?


サイズアップ!!
24cmのヤマメ。無欲の結果だなw いやー相方よ、すまんなwww

なかなか良い感じで引いてくれたんだが自分のタモをリュックに入れたまま出し忘れてたので、相方に

「すまん!仕事場貸してくれ!」 (仕事場についてはこちらを参照)

ダサいことこの上ない笑 

まあそんなこんなで釣り登ったがちょっと遡行が厳しいところに出たので引き返した。ここまでで1尾だけ追加し、合計5尾。20cmオーバーは1尾だけだがまずまずということにしておこう。
やはり人が入りにくいところは魚の反応もいいなという感じだ。相方も実感したようで今後はより厳しいところに付き合ってくれるかもしれないw

退渓中、非常に分かりづらい入渓ルートを丹念に探してると、入渓時になくした竿を発見!
結構見づらい色だし奇跡的とも言える。まあとにかく良かった。

さてまだ時間あるしどこにすっかなと。思いついたのは初めて葛野川に来たときに入ったところ。(思えば初めての釣り日記である)
まあちょっと試してみるべ、ってことで入ったが全然反応なし。ここも入りやすいもんなあ。
相方は一応アタリがあったようだけど。ざざむしワーム(ピンチョロ)を使って初めてのアタリだったので結構盛り上がっていたw

時間も遅くなってきたので終了。まあなんとか釣れたからとりあえずはおけー。釣果はイマイチだが初めてのポイントにも入ったし今回も楽しかった。

ちゃっちゃと帰って夜、日野で一杯やったのはいいのだが、うっかり大量の日本酒を買い、うっかり大量に飲んでしまい、うっかりよろけてわき腹を強打。今もとても痛い。(肋骨ヒビ入ってるかも)

釣果:僕ヤマメ5尾 15~24cm 相方も何尾か釣ってたようだ


天候:晴れ、ポカポカ陽気(予報では最高12度程度)、風強し
仕掛け:軟調5m、道糸フロロ0.6号、ハリス将鱗渓流 釣聖フロロ0.3号、錘B~3B、針ヤマメ半スレひねり6号or渓流8号
エサ:キヂ



<了>

2012年3月18日日曜日

【釣り日記2012】3月上旬鶴川今シーズン初釣行【仲間川・鶴川】

さて、解禁以降釣りの事しか頭にないウグイマンである。
今回も日野の人と釣りに行ってきたので早速レポートしてみたい。

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早朝出陣。まずは原チャリで日野に向かいひた走るウグイマンだが、実は既にウェーダーを着用している笑。
いつもならバッグに入れて原チャリに積んでいくのだが、最近買い換えた原チャリ(もちろん中古)は荷台もなければカゴもないという完全DQN厨房仕様のスポーツ原チャリなので全然荷物が積めないのだ。足元に置いて、という手もないことはないのだが、どうせ走るのは日野までの往復だし暗い時間だけだし、日野の人はウエーダ着用で運転だろうしなので最初から着て行ってしまうことにしたのだ。(笹子行きで慣れて恥ずかしくなくなってきたのかもしれないw)
まあウェーダー着てると走ってて寒くない、ってのもある。

さてサクっと日野に到着。電話を入れると「すぐ行くよー」
しかし相変わらずなかなか出てこないので一服する。別に怒ってるわけではないぞよ。

しばらく待つと降りてきたので早速出発。今回の目的地は


我々のホームリヴァー、鶴川

昨年たくさんのウグイを釣った川である。まだウグイの時期ではないが期待に胸は膨らむばかりだ笑

まずは八王子ICから中央道に乗り、上野原ICを目指す。

小仏トンネル、相模湖ICを通過し、ふたりでバカ話をしてると、「あれ?」

上野原通り過ぎとるぞwwwwwwww

何やってんだかw とりあえず大月まで走るしかないwwwww
しかし上野原から大月は結構遠いww

まあそんなこんなで大月ICで下に下りるが、ここでちょっと悩む。

当初の予定通り上野原に戻って鶴川か
(だが大月~上野原は意外と距離があってめんどくさい。早く釣りたい)

せっかく大月まで来てしまったので笹子か真木あたりで釣るか
(だが笹子は解禁で行ってるし真木は入渓点など下調べがまだ)

悩む。
と、ここで僕が画期的なアイデアを思いついた。
「鳥沢辺りで山に入れば仲間川上流を経由して鶴川に戻れるぞ」

おーそれはすばらしいぞと即採用され、まずは仲間川に向かった。
仲間川は昨年一度釣行しているが、今回入るところは初めての場所だ。しかしこんなこともあろうかとちゃんと下調べしてあるので問題はない。
車を停められそうなところを見つけ、装備を整えて川に入る。



仲間川は小さい川だ。下流では沢を集めいくらか水量も増えてくるが上流は細い。川というより沢という感じだ。

最初のポイントでは日野の人が先行。
せまいポイントだがチビの1匹くらい出るかもしれないと思ってちょっと動画など撮ってみた。自分が釣り始めちゃうと動画撮る余裕なんてなくなってくるしな。しばらく録画したが竿が曲がることはなく残念無念。でも、あとで本人に見せたら色々反省点があったらしいので意味はあったようだ。

お互い追い越し合いながらしばらく登っていくがなかなかアタリはない。
景色も良いし水は綺麗で気持ちいい。水は透明でだいたいのポイントでは川底まで見えてしまうが魚影は見られないので徐々に不安になっていく。
しばらく行くと少し深い落ち込みがあったので錘をひとつ大きくして丹念に探ると「お、動いたぞ」


チビっこです。でも嬉しい。

「ありがとうー」(大きくなれよー)

釣りビデオで見たプロを大げさに真似をしてドヤ感溢れるリリースを行う笑
チビヤマメ君は元気に去っていったようだ。

その後はなかなかアタリがないが、笹子対決のリベンジに燃える相方は (嘘です笑つか笹子翌日の鶴川では負けてるし笑) 2尾を上げている。うーむ先輩として負けるわけには行かない笑

 

さらに釣り登るとなかなか良いポイントが。相方が落ち込みの下をやってるので僕はその下を流してみると、グニという手ごたえ。すかさずアワセる。
お!いい型じゃね?



24cmくらい(未計測。タモのサイズからの推測値。)の綺麗なヤマメ。ヒレはそれほど大きくないがピンとしてなかなかよい。

先に書いたとおり、仲間川上流は昨年も来たのだがそのときも含め、20cmオーバーは初めてだ。どうもチビばかりなので心配になってたのだが、一応のサイズが生存しているのを確認できて非常に嬉しい。(よく考えたら今シーズン最大でもある)

先ほど以上のドヤ顔で「アリガトゥー」

いやあ、いいサイズをリリースするのは気持ちいいなw

ところで我々は桂川漁協エリアを中心に渓流釣りを楽しんでいるのだが、釣るのも大好きだし釣った魚を食べるのも大好きである。昨年前半などはほんとバクバク食ったw
だが最近はやはり気持ちに余裕も出来てきたのか無茶なキープは慎もうという感じになってきてはいる。
まあキープしないわけではないが、魚影が濃く放流もあり、いつ行っても釣れるような川ならともかくも、仲間川のような流れで細々と生きている魚を持ち帰るのは特に忍びない。最近は魚影も薄くなってそうだし大事にしたいと思う今日この頃である。

そんなこんなで上って行くと最後に大きな淵がありこれより先は登るのがきびしそうだ。結構な深さがあるので大物への期待が高まるが、いくら探ってもまったく反応がない。やはり底が砂なのがいけないようだ。今後のためにでかい石でもいくつか放り込んで帰りたいがそんな体力はない笑

川を戻ってくると日が差してきた。暖かくて気持ちいい。写真も撮ってみる。


てな感じで仲間川を終了。
ここまでの戦績はウグイマン3、日野の人2。ひとまずは先輩の面目を保つ笑

さて、時間はまだまだある。次はどこにしようかな。
って実は大体決めてある。
今回は釣行前から色々考えて鶴川蒸留の西原辺りをやってみようと思っていたのだ。

まずは仲間川沿いの県道30号を下り、鶴川に出ると後はいつもどおり県道33号から18号だ。一気に西原まで行くつもりだったが初戸手前の蕎麦屋あたりで川を見た相方がおもむろに車を停める。
「相方もここはちゃんと見たことないだろうし、まあ見るだけ見てみるか」と思い車を降りてみると、

相方は既にやる気マンマンだww


確かにこのあたりは渓相はいい。ある程度深さもあって魚が付きそうには見える。でもいかんせん道路の脇だし駐車場所はあるしでどう考えても人が多く入ってる場所。こういうところは経験上あまりいい思いをしたことがない。仮に釣れた場合でも後が続かないことが多いのだ。解禁後だし抜かれてると思うけどなあ。

で、結果はというと

アタリなしw
やっぱりだwww

で、まあそろそろ昼飯の時間だし、もともと蕎麦を食うつもりだったんでここでもいいかと思ったが閉まってる。ま、予定では花の里だったんでそっちでいいか。

というわけで西原に向かうが花の里も開いていない(;´Д`)
マヂかよ・・・。月曜休みなのか?・・・飯買ってねえよ・・。

腹は減ってきたがまだイケる!あくまで釣り優先の我々は車を停めると再度川に入る。
ここは去年単独で入ったところで、川は広くないが小さいポイントが続き、釣り上がりやすい。奥には大きな淵もあってイワナも出るところだ。相方はイワナ好きだしいいかなと思って選んでみた。

奥までそれほど距離はないので細かいポイントも拾いながら釣りあがる。
アタリはちょこちょこ。でもやっぱりチビが多い。僕はなんとか6寸程度(放流ものようだ)を2尾、相方も7寸をげと。
さて、もうすぐ最後のポイントだ。ここは奥に滝があり、その手前にイワナが釣れる大きな落ち込みが・・・・ってゲゲゲ!消えちょるwww
どうやら去年の大水で川が変わってしまったようだ。大きな落ち込みは消え去り、代わりに小さい落ち込みが点在するポイントになっている。こんなに変わるもんなのか。

で、まあここでも一応釣れたが型は小さい。さっさと最後のポイントへ。


ここですよ。ここを相方に見せたかったのだ。
滝下の壷は直径8mk10m程、深いところは1メートル以上は確実にある。去年は小さめのヤマメが何尾か顔を出してくれたが今年も魚はついてるに違いない。うまくいけば大物の期待も・・。

・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



アタリなし!

ダメかあ。イケルと思ったんだけどなあ。

最後に意地になって錘を増やし白泡の直下にドボンと沈めたらなんとか小さいのが1尾出たけどね。まったくの期待はずれだww

さて、この後は滝の上にも行ってみたいとは思うがなかなかヘヴィーなことになりそうなので
あきらめて車に戻る。

どうすべえかということで、ここから程近い某ブログで見た沢を狙ってみることにするが、林道入口に建設事務所の進入禁止看板。近くに車を停めやすそうな場所も見当たらない。まあ無理すれば何とかなりそうな気もしたが、ここは原チャリ釣行にとっておくことにして鶴川を下ることにした。

夕刻まで時間はまだあるものの釣り自体は結構楽しんで気持ち的には割りと満足している。あとは軽くどっかで竿出して帰ろうということに。

向かった先は鶴川の某ポイント。
ここは昨年の釣行で27cmのヤマメを筆頭に、行く度に鶴川にしてはかなり良い型のヤマメ、ニジマスを釣り上げている、僕にとっての鉄板ポイントだ。ただし、昨年の大水以降若干浅くなってしまい、あまり調子が良くないのと、相方も何度か連れて行ったが2人のときは一度も釣れていないというある意味諸刃の剣的なポイントであるw

さて、今回はどうだろうか。
解禁前の下見時に比べると水量も上がり、昨年ほどでないにせよすこし深くなっている。期待できるかもしれない。

が!

やはりダメだ。メインのポイントも、下流も全然反応がない。
去年の4月頃は結構良かったんだがまだ時期が早いのだろうか。
このあとはあきらめ気分ながらも下りながら竿を出してみたが釣れるわけもなく、だいぶ寒くなってきたしでここで残念ながらの納竿と相成った。
東京に帰還し、反省会だ。
蕎麦屋の件で今日は月曜日であること、月曜日は一休デーであることを思い出し、国立駅前の一休へ。結構飲んだはずだが2人で3600円という恐ろしく安上がりな反省会であったwww

今回の釣行では釣果は今ひとつだったが、初めての場所にも入ったし楽しい釣りが出来た。相方も結構満足だったようだ。
だが、鶴川のポテンシャルはまだまだこんなものではないと思うのだ。
これから暖かくなり、お魚さんたちが元気に泳ぐ季節がくるのが待ち遠しい限りである。

本日の釣果
細かいのは忘れたw
僕:20cm以上は1尾のみ。
相方:同上。

<了>

2012年3月17日土曜日

【釣り考察日記】超ローカル釣り用語辞典【他所では通用せず】

僕と日野の人との間だけで通用する局地的釣り用語を解説するエントリです。
順不同。

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●げじ【ゲジ】

虹鱒。笹子で出会ったM師匠「ニジマス嫌いなんだよなー。実はゲジゲジって呼んでるの笑」という発言に由来する。「尺-」「-ポイント」
(注:僕自身は特に嫌いではありません。ヤマメの方が好きですがニジマスの引きもまた楽しいものです。)

用例 「あーまたニジマスだ」 「そりゃ管釣りからの脱走ゲジだな」




●しごと-ば【仕事場】

渓流ダモの意。TV番組「こちら東海です」で太田原久乃ちゃんがアマゴ釣りに挑戦した際、指南役の天野勝利氏が発した「これはね、渓流師の仕事場っ!」発言に由来する。仕掛けを作ったりエサを付け替えたりする際にものを落としても大丈夫なようにタモの上で作業するとよいことから。

用例 「お、でかいの掛かったぞ。そこの仕事場取ってくれ。」


●あり-がとう【有難う】

リリースの意。多くの釣り番組でプロが釣った渓魚をリリースする際、魚への感謝を込めて「ありがとうー」と発言することから転じてリリースそのものを指す。
リリース時にはできるだけプロっぽさを醸し出しつつ、ドヤ感溢れる感じで発声するべし。

用例 「あれー?釣れたけどちっちぇえな」 「ありがとうしとけよ」

  ありがとうの様子(僕ではありません)

●てぃー-えす-びー【TSB】

立○便の隠語。

用例 「今日は水が冷たくて冷えるなー」 「うん、俺、TSBしたくなってきちゃった」
関連語句→NGS

諸々の事情により写真は自粛。

●えぬー-じー-えす【NGS】

野グ○の隠語。

用例 「夕べ飲み過ぎて腹具合が・・」 「NGSなら川から離れてしろよ」
関連語句→TSB

さらなる諸々の事情により写真は自粛。



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最後、汚くてサーセンww

今後も新しい用語が出てくることと思いますので溜まったらまた書こうと思います。

2012年3月11日日曜日

【釣り考察日記】鈎に悩む【狐か袖か】

前回の釣行では非常にバラシが多かった。
原因は定かではないが、とりあえず鈎がナマってるかどうかは随時チェックしているし、そもそもよくロストのため交換するのでナマっているはずがない笑

前回使用したのは主に「アマゴ半スレひねり5号」でいわゆる狐型(角型)。どこかで狐型の方が根掛りしにくいと聞き、感覚のなまってる初期シーズンはこっちの方が安全かなと思ったのだ。

とりあえず袖型との違い、特徴を調べて見ると一般論的には

狐型:かかりやすいがバラしやすい
袖型:かかればバレにくい

ということらしい。

なるほど、とは思うが、昨シーズンの釣りでは狐型(半スレひねりも含む)と袖型を併用していたが特にバラしの多寡は感じていなかった。鈎による違いまで気付いていなかっただけかもしれないが。

昨年との違い、となると一番大きいのは竿だ。
前にも書いたが、昨年は主に6.3メートルの硬調子(硬々調子に近い)でかなりピンとした感じの竿だったのに対し、今シーズン解禁ではクネクネした軟調竿を使用している。
あくまで想像だが昨年の硬調子の竿ではアワセでガツンと針に力が加わっていたのに対し、軟調竿でのアワセでは竿先のシナリで力が吸収され、鈎にかかる力が少なくなってしまったのかもしれない。
言い換えれば狐型と袖型でバラシの違いが出なかったのは竿が硬かったためで、竿が柔らかくなって初めてその違いが顕在化したのかもしれない、ということだ。

まあ実際のところはわからないが、当面は軟調でやろうと決めているので今後は袖型と併用しつつ違いを見極めていこうと思っている。
軟調竿でのアワセについてもタイミング、強さなど考えた方が良さそうだ。

まあでも、結局バラシが多かったのは下手なだけでどっちでも同じやん!
という結論になりそうな気も笑


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■参考にさせていただいたサイト(多謝)

鰍工房 手作り小品工芸 工作日記
力学的な視点も絡め、研究熱心さが感じられる。道具立ても渋い。

コータローの本流釣り道場 
本流釣りを中心に仕掛けについて細かく考察されている。

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渓流釣師の皆様、よろしければご意見をお願いします。
意見でなくとも、愛用の鈎を書いて頂くだけでも嬉しいです。

2012年3月10日土曜日

【釣り日記2012】ひとりでいけるもん【笹子川】

さて、前回は無事解禁釣行を済ませたわけですがまたまた行ってしまいましたw
今期2回目の笹子釣行を報告します。

なお、今期の釣り日記はフレンドリーさを重視して「ですます調」でお送りしておりましたがどうにも書いてて気持ち悪いので文体を戻させて頂きます。

今回は写真主体でサクサクと書こうと思ったのですが思ったより長くなりましたw

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今回は単独釣行。
午前4時半出発予定。基本的に夜型のため睡眠調整にはいつも苦労する。
0時頃に布団に入り3時間ほど睡眠時間を確保。無事出発。


まだ真っ暗。
いつも思うが電車釣行だと荷物に困る。特にウエーダーはバッグに入れていくと向こうでバッグや着替えを持ち歩かなければならなくなるし、着ていくと見た目的にもアレだしフェルトがアスファルトで減るしで毎回どうしようかと思う。
結局着ていったがウインドブレーカを上に履いて見た目を誤魔化すw

1時間半ほどで笹子到着。


もうすっかり明るい笑


まずは虫取り。


昨年、師匠に教えてもらった虫取りポイント。しかし水温が低いのか去年の大水の影響か虫は少ないようだ。あまり取れない。ちっこいヒラタがちょろちょろという感じ。クロカワも結構取れるはずなんだが今回はダメだ。

何匹か捕獲したところで諦めて手持ちのキヂで釣ることにする。
まずはネット情報で見た、解禁直後かなり爆釣したらしいポイント。単に放流魚が溜まったのだと思われるが、昨年も良い魚が釣れたし近くなんでとりあえず竿を出してみる。

何度か竿を出すとグンって食い込む感じのアタリ。でもノらない。

またアタリ。ノらない。

またアタリ。ノらない。

確実にエサに食いついてはいる。
おかしいなあ・・。



ってアナタでしたかwww
これは不覚。キヂの食いちぎられ方で気付くべきだったww

ま、でもハヤやムツが居る場所は上に本命が居ることも多いのだ。
必ず居るはず・・・。

おっし!




なかなか可愛い魚体。毎度ながら一尾目ってのは格別。



またしてもww

どうも調子が出ないので上流に移動。
解禁日には人が多くて入らなかったところをチョコチョコ攻めるがいまひとつノリきれないので前回5尾上げた堰堤に行ってみる。
が、前回のようにはいかないw

今回は最初から笹子上流はサクサク済ませて初狩に向かって釣り下がるつもりだったので、この辺で切り上げて笹子駅付近まで戻る。

が、笹子駅前近くで改めて川を見てみると、
「ん?堰堤の上んとこ、なんか去年と感じが違うような?」
というわけで良さそうなポイントだけ試してみることに。
まずは堰堤上の深いところから。護岸の脇を流して行こう。でも石も少ないしなあ。

お。

来た。


堰堤上ぎりぎりの石の陰からパクっと。

さらに少し上の小さい落ち込みから


こんにちわー。ヒレがまあるいね。


こんなとこです。左真ん中あたりでヒット。

さらに上に行くと去年の大水で出来たと思われるちょっと大きめでなかなか面白そうなポイントが(写真忘れる)あり、ここでも1匹追加。だがその後アワセ切れが1回あり、直後にまあまあ良い型を手元でバラす。
さらに竿を出しながらちょっとよそ見をしてて目印に目を戻したらそばになにやら魚の死体のようなものが流れている。「ありゃなんじゃ?」と思って竿を上げたらハリスがエラにひっかかってぐるぐる巻きになったヤマメが上がってきたw
たぶん、道糸がゆるゆるの状態で食ってきたヤマメがローリングしたんだろうなあ。
いやーほんとにすまんかった。

あまりにあんまりな釣りをしてしまったので反省&移動。

甲州街道をぶらりぶらりと下りつつ、良さそうなとこがあれば、って感じ。支流の沢なんかもチェックしつつ、ほぼお散歩というか下見に近い。
ポイントを見繕ってはちょろちょろと竿を出すもののアタリもこないし、粘る気になるポイントもあまりない。結局例の大場所に来てしまった。でもここは攻められてるだろうし難しいかもなあ、などと思いつつとりあえず竿を出してみると、割合サクっとちっこいのが釣れた。

おやおやと思ってると橋の上からなにやら呼びかける声が。

釣り人「どうですかー」
僕「笹子から来て今一尾あげたとこですー」
釣り人「どっちに行きます?」
僕「上の堰堤まで登ってから下をやるつもりですけどー」
釣り人「下に入っていいですかー」
僕「どうぞどうぞ」

なんとも丁寧な方である。後で少しお話したがなかなか感じの良い人でとても楽しんで釣りをされてる、という印象であった。そして軟調、細竿好みという点でも意見が一致。

さて、少し上って堰堤の少し下のポイントに。モロに護岸なのは気に食わないが深さもぼちぼちあり、スピードも適度でなんとなく魚が付きそうな気配がある。


底を狙って何度か流してみるときました!
なかなか良い引き!


とりあえずは放流モノだが今シーズン最大のヤマメ 。23cm。このときのエサはヒラタだった。
笹子で20超えるとちょっとうれしい。

まだ出そうなのでやってみるとすぐにアタリが!
これも20オーバー。おっしゃーと思って寄せてきたら足元近くでバラし。うーーーーー。

そしてすぐにもう1匹バラしw

その後もアタリがあるもののノラずが数回。モロバラしも1回追加。

入れ掛りならぬ入れバラしかww

なんだかなー。今期は軟調に変えたんでアワセが甘くなってるのかと思い、タイミングや強さを変えてもうまく行かない。んーー。わからん。
とりあえずあまり楽しまないでスポっと引き抜くか、とか思ってたらアタリが止まったwww

その後は初狩駅までお散歩がてらちょこちょこと竿を出すものの魚体は見られず。
初狩の放流ポイント?(椅子ポイントです)を最後に納竿。




しかし今回はバラしが多かったなー。どうすればいいのかなー。

まあ要するに下手なんですけれどもね。

天気:曇り
気温:最高7度前後
水量:多め(雪代かな)、水質若干重め

仕掛け:軟調5m、道糸フロロ0.6号+ハリス0.2号~0.3号または0.6号通し、アマゴ半スレひねり5号、ガン玉1~2B
エサ:キヂ、ちょこっとヒラタ

釣果:ヤマメ7尾くらい、バラし多し

2012年3月7日水曜日

【釣り日記2012】かいきん!!【浅利川編】

<前編より続く>

さて、笹子川をあきらめた我々ですが問題はどこに向かうか、です。
近いところなら真木川か浅利川、もしくはどっか小さな沢に入るか。それとも大きく移動して葛野川、鶴川。

真木川は今冬にドライブがてら偵察に行き(過去ブログ参照)印象はよいものの、ちろっと見ただけで全然釣り場がわからないし、真木川は好きな人はかなりお好きなようなので人も結構入ってそう。


浅利川はまったく知らない。放流はあまりなさそう。


葛野川は大体の場所は知ってるのである程度確実だが人が多そう。、下流、特に奈良子川辺りは人だらけな予感。


鶴川は我々にとって春のメインフィールドでもあるし(うちから近いし)、全体を知ってるので確実性はある。笹子からだとちょっと時間かかる。

うーん悩む。
優柔不断な僕はここで相方である日野の人に振ってみることにします。
「これこれこういうわけだがどこがいい?」


日野の人「浅利川だな(キリッ)」

えーー?マジかよ笑 浅利川なんて全然しらねえぞww
彼曰く

◎もともと数釣りに来てないしとりあえずイワナもヤマメも釣って一応満足している。あとはオマケ。
◎行ったことがない川だから見てみたい
◎放流がなさそうなのがいい

なかなか男前です笑
というわけで

浅利川に決定!笑

とりあえず甲州街道を下り、浅利川を目指します。
途中浅利川と笹子川の出会いに寄って、うまくいけば大物狙いってのも考えたんだが車を置ける場所が見つからずパス。とりあえず上流まで登ってみますかね。

と、相方がいきなり車をストップ。一気に源流近くまで登ってみるつもりだったんですが車が置きやすかったんでとりあえず停めて川を見てみようということのようです。
覗いてみると川へは降りやすく、水量はそれほどでもないものの魚が居そうな雰囲気は一応あるかな?水色は少し濁りが入ってはいるものの汚い感じはしません。
河原で何かやってる人がいますが釣り人じゃないみたい。


「まあやってみるか」

と、ここでなんとラインやら目印やらが入ったポーチを笹子に落っことしてきたことが判明。車に乗るときにベルト外したんですがどうやらその時らしい泣
そこまで0.3号のハリスを使ってたんですがそれも一緒にロスト。0.2号のフロロはあるんですが扱いづらいのとめんどくさいので男らしく0.6号通しで勝負です。少し濁りもあるし、まあいいだろうと笑
笹子の師匠(過去ブログ参照)は1号通しだったしな笑

入渓点から少し下ったところから開始。ポイントは小さいので2,3投してはどんどん登っていくがアタリはありません。やはり浅くて居付かないかな?
結局、入渓点近くまで登って2人ともダメ。うーむ。この川、魚いるのでしょうか?
ここで先ほどの人と話してみたんですが、なんと砂金を採取してるとのこと。折角なので見せてもらいましたが少ないながらもキラキラと光っておりました。感じの良い方で、釣り人でもそうじゃなくてもそういう方と出会うと気分が良くて楽しいです。

さて、砂金ポイント?から少し上ってみるとちょっとしたプール。この時期、この寒さでは、やはり深いところかなとちょっと期待が高まります。
ちょっと狭いので交代で竿を出すことになり、まずは相方から。深めなところを何度か流していくと、お、来ました。ちょっと小ぶりなヤマメちゃん。(注:相方の釣果写真は一切ありませんw)
交代して僕の番、プールへの流れ込みの下に流すと2投目でやっぱりヤマメさん。
浅利川にも魚はいるようです。

その後は場を荒らしてしまったのかあまり続かないようなので車に戻って上流へ。
どんどん登って行きます。行けるとこまで行こうかと思ったんですがかなり川も狭まり水量もなくなってきたので車を停め、入渓出来るところを探して少し下るとちょうど釣りを終えられた方が。

「どーでした?」
「10尾くらい釣ったけどちっこいねー笑」
「12-15くらいすか?」
「いやこんなの笑」

2本の指で示されてるのは完全にルアーサイズ笑
じゃあ、まあ多少大きい場所だけ試して見るかってんで降りてみます。


こんな感じで綺麗なとこ。雪景色ってのもいいですね。



滝下で奮闘する日野の人。しかしその目印は微動だにしない。(ウキが微動だにしない動画はこちら

2,3箇所のポイントを攻めてみるもののアタリなし。狭い場所に既に数人入った形跡もあるのであきらめて車に戻ります。
まあこの時点で終了して帰っても良かったのですが、まだ時間はあるし最後は釣って竿を納めたいというのも人情。

僕「どこいくべー」
相方「そーねー」
僕「さっき釣った場所、そろそろ落ち着いてるだろうからもう1回やって帰るか」
相方「あーそんな感じでいいかもね」

というわけで下流の先ほどのポイントへ。セコイ笑
再入渓して始めてみると相方にあっさりヒット。僕も試してみるとこれまたあっさりヒット。これはどうも一番深いところに溜まってるなということで続けて見たら12~17cmほどのヤマメがポンポンと釣れてきます。いやー結構楽しいぞw


顔の大きさに対してちょっと体が細い。餌が十分じゃないのでしょうか。


ところで今回使用した竿は軟調竿(5mくらい)。結構クネクネしてます。昨年は6.3mのカチカチの竿を使ってたんで微細なアタリを早合わせでかける、って方向の釣りでしたが、今年はとりあえず柔らかい竿でゆっくり食わせる感じでやってみようかと。
今回、笹子で釣ってるあたりではどうも感覚に慣れてないのか、アタリが取りづらく、針が喉の奥に入りがちな傾向もあったんですが(魚が餌を咥えてる時間を長くするという言う意味では正しいといえば正しい笑)、浅利にきてからは、だいぶアタリの出方にも慣れてきていい感じで口にかけられるようになってきました。

軟調竿の魅力のひとつに小さな魚でも引きが楽しい、ってのはあるのですが、今後、尺前後のサイズが来たときに対応できるかは未知であり、その辺も不安でありつつ楽しみでもあります。
どちらの釣りのほうが楽しいのか、釣果が上がるのか、自分に向いているのか、などまだまだ手探りですがしばらく試して見たいとは思ってます。

さて、時間も夕刻に近づいてます。最後に相方が2尾ほどポンポンと上げて本日の釣りは終了です。
解禁釣行にしては数は少ないでしょうし大きなサイズは出ませんでしたが2人とも楽しく釣りが出来て満足。今回は堰堤など深いところを沈めて狙う釣りが中心になってしまったのが少し残念ではありますが暖かくなってくればまた変わってくるでしょう。

帰りはなぜか高速を使わず和田峠経由。若干凍ってるとこもあってビビリながらも無事帰還しました。
夜は日野のおうちで解禁祝い。越の寒梅吟醸で乾杯です。

●2012年解禁釣行結果
僕:イワナ1(23cm)、ヤマメ8(12-20cm)
相方:イワナ1、ヤマメ6(サイズはよくわからない)


いやーやっぱり渓流釣りは楽しいねえ。
次の日我慢できず、2人で鶴川に行ってしまったことは内緒にしておきます。



<了>

2012年3月5日月曜日

【釣り日記2012】かいきん!!【笹子川編】

とうとうやってきた解禁日。
行き先は悩みに悩んだのですが昨年の実績(つっても僕が釣ったわけじゃないがw)もあり天然もの、ヒレピンの期待も持てる笹子川に決定いたしました。

2月中に年券をゲットしておいたので朝イチで出撃です。
早朝4時、まずは同行する日野の人のおうちまで現チャリでゴー。マンション下の駐車場から電話をかけると「すぐ行くー」。しかしなかなか出てきません。寒いぜよ。
仕方ないのでコーヒー飲んで一服したところで日野の人が登場いたしました。
彼の愛車は前日の雪のためチェーンを巻いていたので駐車場を出たところで外して出撃です(駐車場だけは雪でカチカチだった)。

チェーンを外すのに手間取ったりして若干予定よりも遅れつつ笹子駅近くに到着すると、既に竿を出している方々がちらほらり。さすがに多摩川のように「管釣りかよ!」(参考画像)ってことはないんですが、そもそも放流ポイントで釣る気もあまりないし出来るだけ人が少ないとこがいいやね、ってことで上流へテクテクと移動しました。

こっから上なら放流ないはずだし人もいないかなと思ったところに入ってみたんですがやはり数人。漁協の人もいて券を見せるように言われましたw
まあ比較的人は少ないし、下の人たちは登ってこなそうだからこの上から釣り上ってみるか、ってことでひとつ堰堤を越えてみると

「ん?足跡ないぞ」

どうやら誰も入ってない模様。やっぱり皆さん放流エリア以外にはあまり入らないらしい笑。

「おーこれはいいかもよ」

ってことで開始するが、さっぱりアタリがない。というか昨年の大水で川が浅くなってしまい、ポイント自体も減ってるようですね。まだ水も少ないし。寒いし。(腕のせいではないことを強調)
それでもそのうち来るだろうと思い、釣り登っていきます。と、ここから小さなポイントが連続してるってとこで上流に釣り人の姿が。
どうやら上流の入渓点から入ってこられたようです。

解禁日だし、人が多いのは仕方がない。なので彼が登ってくれればその後を試してみようと思ってゆるゆると釣ってたんですがその人、いくら待ってもぜんぜん動いてくれない。
仕方がないので抜こうかとも思ったんですがその上にも動かない釣り人がいるのが見えて戦意喪失しましたw

「しゃーねーなーどっか移動するか」「ですなー」

という感じでさっきの堰堤まで戻ると右岸側でひとりのオジサマが釣ってるのが見えます。で、まあ興味本位で見てたら結構なテンポでちびっこいのをポンポンと釣ってます。(この人の釣り方が面白かった。ミャク釣りなんだが、糸を張らず目印をウキのように使う感じに見えた。たぶん堰堤下からだったんでそういう釣りになるんだろう)
まあとりあえず釣れてはいるし、試しに堰堤上から邪魔にならないように2人で竿を出して見ます。ハイエナ作戦ナリ笑
もともと堰堤の釣りはあまり好きじゃないんですが、そろそろ1尾あげとかないとこの後焦りが出そうなんでね笑

とはいうもののアタリはきません。前に来て釣れたのも右岸側だったし左岸側は駄目かなーとも思いつつも錘を3Bに変えて堰堤下側からは届かない滝下のエグレを狙ってみると

来ました!


今期の初ヤマメちゃん。
ちょっと血が付いてるね苦笑

早速まだ釣れてない相方にドヤドヤと自慢をして焦燥感を煽りますw
ついでにどこでどんな風に来たかを詳細に説明www

と、ベラベラしゃべりながら同じようなエグレに竿出してるっと「ん?」なんか変な感じ。特にアタリはなかったように思うが上げてみるとなんだか重い。
イワナ釣れてるじゃんw

 

23cmナリ。雪の上だったのもあり面白い写真が撮れました。
明らかに「釣った」のではなくて「釣れてた」ので相方に怒られますw

そうこうしてるうちに相方も1尾目をゲット。僕も追加。


しかし釣りに集中しすぎてて魚の写真しか撮ってないですな。もっと風景も撮りたいんですけどねえ。

しばらくやってたが結局ここでは僕が5尾、相方が2尾。
アタリもなくなってきたんで

「そろそろ移動すっぺ」


というわけで笹子川上流をあきらめ移動することにしました。真木川か浅利川か、はたまた一気に葛野川か鶴川か。
とりあえず甲州街道を下ります。

途中、放流域の様子がどんなもんか覗いて見るか、などと解禁放流エリア嫌いな相方を誘ってみるとノってきたので初狩あたりで車を止めてみます。僕自身はぜんぜん釣る気がなかったのですが相方を見ると竿を持ってる。釣るのかよwww

川に下りてみて笑ったのが、マイ折りたたみ椅子に座り「ここは俺の場所」オーラバリバリで釣ってる御仁がいること。仮にも渓流釣りで椅子に座って釣ってるのは初めて見ました。河原まで車が入るいかにもな場所だったし多分放流場所なんだろうなあ(足が悪いとかだったら申し訳ないが)。

相方と分かれて釣ることしばし、一度だけアタリがあったが一瞬でバラしました。あーしまったなあと思ってると後ろに人の気配。下から釣りあがってきたオジサン釣り師だったんだがいきなり近くにいたんですげービビリました。
と、このオジサン、「さっきそこでバラしたんでそれかも」とのこと。なるほど。僕も「どうですかー」などと聞いてみると「今年は少ないなー」だそうです。それでも10数尾は釣ってらっしゃるようでしたが。
「雪降ったし水温低いですからねー」と慰めると「今年は放流が少ないよ」
そんなことはないよなーと思ってたんですが、もう一度「いやー放流が少ないよー」と言い残して去っていかれました笑

ちなみにさっきの椅子釣師も放流少ないオジサンも日券でした。見たところ、解禁日にこられてる方はかなりの割合で日券のようです。
桂川漁協は年券安いのになあ。解禁日しかこないからかな。笹子川なんて解禁直後でなくても行けば釣れるし、秋口なら下流でなかなかなサイズも出たりすると思うんですが。


てなわけで結局この場所は面白くないのでヤメ。移動です。

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ここまでの結果

僕:ヤマメ4、イワナ1
日野の人:ヤマメ1、イワナ1

天気:曇り
気温・水温:前日の雪によりかなり低し

<後編に続く>