さて、解禁以降釣りの事しか頭にないウグイマンである。
今回も日野の人と釣りに行ってきたので早速レポートしてみたい。
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早朝出陣。まずは原チャリで日野に向かいひた走るウグイマンだが、実は既にウェーダーを着用している笑。
いつもならバッグに入れて原チャリに積んでいくのだが、最近買い換えた原チャリ(もちろん中古)は荷台もなければカゴもないという完全DQN厨房仕様のスポーツ原チャリなので全然荷物が積めないのだ。足元に置いて、という手もないことはないのだが、どうせ走るのは日野までの往復だし暗い時間だけだし、日野の人はウエーダ着用で運転だろうしなので最初から着て行ってしまうことにしたのだ。(笹子行きで慣れて恥ずかしくなくなってきたのかもしれないw)
まあウェーダー着てると走ってて寒くない、ってのもある。
さてサクっと日野に到着。電話を入れると「すぐ行くよー」。
しかし相変わらずなかなか出てこないので一服する。別に怒ってるわけではないぞよ。
しばらく待つと降りてきたので早速出発。今回の目的地は
我々のホームリヴァー、鶴川
昨年たくさんのウグイを釣った川である。まだウグイの時期ではないが期待に胸は膨らむばかりだ笑
まずは八王子ICから中央道に乗り、上野原ICを目指す。
小仏トンネル、相模湖ICを通過し、ふたりでバカ話をしてると、「あれ?」
上野原通り過ぎとるぞwwwwwwww
何やってんだかw とりあえず大月まで走るしかないwwwww
しかし上野原から大月は結構遠いww
まあそんなこんなで大月ICで下に下りるが、ここでちょっと悩む。
当初の予定通り上野原に戻って鶴川か
(だが大月~上野原は意外と距離があってめんどくさい。早く釣りたい)
せっかく大月まで来てしまったので笹子か真木あたりで釣るか
(だが笹子は解禁で行ってるし真木は入渓点など下調べがまだ)
悩む。
と、ここで僕が画期的なアイデアを思いついた。
「鳥沢辺りで山に入れば仲間川上流を経由して鶴川に戻れるぞ」
おーそれはすばらしいぞと即採用され、まずは仲間川に向かった。
仲間川は昨年一度釣行しているが、今回入るところは初めての場所だ。しかしこんなこともあろうかとちゃんと下調べしてあるので問題はない。
車を停められそうなところを見つけ、装備を整えて川に入る。
仲間川は小さい川だ。下流では沢を集めいくらか水量も増えてくるが上流は細い。川というより沢という感じだ。
最初のポイントでは日野の人が先行。
せまいポイントだがチビの1匹くらい出るかもしれないと思ってちょっと動画など撮ってみた。自分が釣り始めちゃうと動画撮る余裕なんてなくなってくるしな。しばらく録画したが竿が曲がることはなく残念無念。でも、あとで本人に見せたら色々反省点があったらしいので意味はあったようだ。
お互い追い越し合いながらしばらく登っていくがなかなかアタリはない。
景色も良いし水は綺麗で気持ちいい。水は透明でだいたいのポイントでは川底まで見えてしまうが魚影は見られないので徐々に不安になっていく。
しばらく行くと少し深い落ち込みがあったので錘をひとつ大きくして丹念に探ると「お、動いたぞ」
チビっこです。でも嬉しい。
「ありがとうー」(大きくなれよー)
釣りビデオで見たプロを大げさに真似をしてドヤ感溢れるリリースを行う笑
チビヤマメ君は元気に去っていったようだ。
その後はなかなかアタリがないが、笹子対決のリベンジに燃える相方は (嘘です笑つか笹子翌日の鶴川では負けてるし笑) 2尾を上げている。うーむ先輩として負けるわけには行かない笑
さらに釣り登るとなかなか良いポイントが。相方が落ち込みの下をやってるので僕はその下を流してみると、グニという手ごたえ。すかさずアワセる。
お!いい型じゃね?
24cmくらい(未計測。タモのサイズからの推測値。)の綺麗なヤマメ。ヒレはそれほど大きくないがピンとしてなかなかよい。
先に書いたとおり、仲間川上流は昨年も来たのだがそのときも含め、20cmオーバーは初めてだ。どうもチビばかりなので心配になってたのだが、一応のサイズが生存しているのを確認できて非常に嬉しい。(よく考えたら今シーズン最大でもある)
先ほど以上のドヤ顔で「アリガトゥー」笑
いやあ、いいサイズをリリースするのは気持ちいいなw
ところで我々は桂川漁協エリアを中心に渓流釣りを楽しんでいるのだが、釣るのも大好きだし釣った魚を食べるのも大好きである。昨年前半などはほんとバクバク食ったw
だが最近はやはり気持ちに余裕も出来てきたのか無茶なキープは慎もうという感じになってきてはいる。
まあキープしないわけではないが、魚影が濃く放流もあり、いつ行っても釣れるような川ならともかくも、仲間川のような流れで細々と生きている魚を持ち帰るのは特に忍びない。最近は魚影も薄くなってそうだし大事にしたいと思う今日この頃である。
そんなこんなで上って行くと最後に大きな淵がありこれより先は登るのがきびしそうだ。結構な深さがあるので大物への期待が高まるが、いくら探ってもまったく反応がない。やはり底が砂なのがいけないようだ。今後のためにでかい石でもいくつか放り込んで帰りたいがそんな体力はない笑
川を戻ってくると日が差してきた。暖かくて気持ちいい。写真も撮ってみる。
てな感じで仲間川を終了。
ここまでの戦績はウグイマン3、日野の人2。ひとまずは先輩の面目を保つ笑
さて、時間はまだまだある。次はどこにしようかな。
って実は大体決めてある。
今回は釣行前から色々考えて鶴川蒸留の西原辺りをやってみようと思っていたのだ。
まずは仲間川沿いの県道30号を下り、鶴川に出ると後はいつもどおり県道33号から18号だ。一気に西原まで行くつもりだったが初戸手前の蕎麦屋あたりで川を見た相方がおもむろに車を停める。
「相方もここはちゃんと見たことないだろうし、まあ見るだけ見てみるか」と思い車を降りてみると、
相方は既にやる気マンマンだww
確かにこのあたりは渓相はいい。ある程度深さもあって魚が付きそうには見える。でもいかんせん道路の脇だし駐車場所はあるしでどう考えても人が多く入ってる場所。こういうところは経験上あまりいい思いをしたことがない。仮に釣れた場合でも後が続かないことが多いのだ。解禁後だし抜かれてると思うけどなあ。
で、結果はというと
アタリなしw
やっぱりだwww
で、まあそろそろ昼飯の時間だし、もともと蕎麦を食うつもりだったんでここでもいいかと思ったが閉まってる。ま、予定では花の里だったんでそっちでいいか。
というわけで西原に向かうが花の里も開いていない(;´Д`)
マヂかよ・・・。月曜休みなのか?・・・飯買ってねえよ・・。
腹は減ってきたがまだイケる!あくまで釣り優先の我々は車を停めると再度川に入る。
ここは去年単独で入ったところで、川は広くないが小さいポイントが続き、釣り上がりやすい。奥には大きな淵もあってイワナも出るところだ。相方はイワナ好きだしいいかなと思って選んでみた。
奥までそれほど距離はないので細かいポイントも拾いながら釣りあがる。
アタリはちょこちょこ。でもやっぱりチビが多い。僕はなんとか6寸程度(放流ものようだ)を2尾、相方も7寸をげと。
さて、もうすぐ最後のポイントだ。ここは奥に滝があり、その手前にイワナが釣れる大きな落ち込みが・・・・ってゲゲゲ!消えちょるwww
どうやら去年の大水で川が変わってしまったようだ。大きな落ち込みは消え去り、代わりに小さい落ち込みが点在するポイントになっている。こんなに変わるもんなのか。
で、まあここでも一応釣れたが型は小さい。さっさと最後のポイントへ。
ここですよ。ここを相方に見せたかったのだ。
滝下の壷は直径8mk10m程、深いところは1メートル以上は確実にある。去年は小さめのヤマメが何尾か顔を出してくれたが今年も魚はついてるに違いない。うまくいけば大物の期待も・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
アタリなし!
ダメかあ。イケルと思ったんだけどなあ。
最後に意地になって錘を増やし白泡の直下にドボンと沈めたらなんとか小さいのが1尾出たけどね。まったくの期待はずれだww
さて、この後は滝の上にも行ってみたいとは思うがなかなかヘヴィーなことになりそうなので
あきらめて車に戻る。
どうすべえかということで、ここから程近い某ブログで見た沢を狙ってみることにするが、林道入口に建設事務所の進入禁止看板。近くに車を停めやすそうな場所も見当たらない。まあ無理すれば何とかなりそうな気もしたが、ここは原チャリ釣行にとっておくことにして鶴川を下ることにした。
夕刻まで時間はまだあるものの釣り自体は結構楽しんで気持ち的には割りと満足している。あとは軽くどっかで竿出して帰ろうということに。
向かった先は鶴川の某ポイント。
ここは昨年の釣行で27cmのヤマメを筆頭に、行く度に鶴川にしてはかなり良い型のヤマメ、ニジマスを釣り上げている、僕にとっての鉄板ポイントだ。ただし、昨年の大水以降若干浅くなってしまい、あまり調子が良くないのと、相方も何度か連れて行ったが2人のときは一度も釣れていないというある意味諸刃の剣的なポイントであるw
さて、今回はどうだろうか。
解禁前の下見時に比べると水量も上がり、昨年ほどでないにせよすこし深くなっている。期待できるかもしれない。
が!
やはりダメだ。メインのポイントも、下流も全然反応がない。
去年の4月頃は結構良かったんだがまだ時期が早いのだろうか。
このあとはあきらめ気分ながらも下りながら竿を出してみたが釣れるわけもなく、だいぶ寒くなってきたしでここで残念ながらの納竿と相成った。
東京に帰還し、反省会だ。
蕎麦屋の件で今日は月曜日であること、
月曜日は一休デーであることを思い出し、国立駅前の一休へ。結構飲んだはずだが2人で3600円という恐ろしく安上がりな反省会であったwww
今回の釣行では釣果は今ひとつだったが、初めての場所にも入ったし楽しい釣りが出来た。相方も結構満足だったようだ。
だが、鶴川のポテンシャルはまだまだこんなものではないと思うのだ。
これから暖かくなり、お魚さんたちが元気に泳ぐ季節がくるのが待ち遠しい限りである。
本日の釣果
細かいのは忘れたw
僕:20cm以上は1尾のみ。
相方:同上。
<了>