当ブログについて

相互リンクご希望の方は当面コメントでURLと「相互リンク希望」など明記して下されば対応します。
ブログ名称、ハンドル名などは予告なく変更される場合がありますのでご注意ください。

2011年12月13日火曜日

【充電日記】2011.12.11 笹子川支流真木川【ただのドライブ】

日曜夜に日野の人とバカ話をしながら飲んだのだが、寝て起きたら


「車のバッテリーがヤバめなので少し長距離ドライブをしよう。とりあえずどっかでラーメン食おう。」

などと言い出した。

どこいくべえ、ということでとりあえず家を出て、車に乗る込むが行き先が決まらない。

鶴川の様子でも見に行くか、それとも丹沢・道志方面というのもあったんだが、ここで2011年シーズンに荒らしまわった桂川漁協圏内で真木川&浅利川に全く行ってないのを思い出したのでちょっと覗いてみようかということに。

んで、途中コーラを買い(二日酔いの日はまずコーラと決まっている)、あっという間に八王子IC、中央高速。道中はほぼ釣りの話で小一時間ほどで大月到着。高速料金750円。高けえよwww充電するよりバッテリー買った方がいいぞwww

メシを食わねばならんのでiPhoneで大月周辺のラーメン屋を検索してみるが大月ICから真木方面にはまったくない。新源という店がヒットしてはいるが以前笹子に行くときにあてにしていったら閉店してたとこのような気がする。それと大月出口のところに床屋とラーメン屋がくっついてるような看板の店があるんだがなんだか怪しい気がしたので今回はやめておく。

他の情報ではJR大月駅周辺にある感じだったので戻るのはいやだったが大月出口から東に戻りかけたところ、すぐ台湾料理の看板が。
台湾ラーメンは好きだしランチも安そうだったので入ってみることにしたが、割と正解。
僕は日替わりランチ。回鍋肉、ちびコロッケ、ご飯、ミニラーメン、おしんこで680円。相棒は台湾ラーメンと中華丼セットで650円。(相変わらず写真は忘れます)
ラーメンの味はまあまあいける。なかなかボリューム感あるしこの値段なら十分納得だ。昼はコーヒー、お茶などのドリンクが無料で飲めるようだ。あまり時間がないので飲まなかったが嬉しいサービスである。

飯を食ったら真木川へ。途中真木温泉の看板を発見したが読みが「まぎおんせん」なのね。
「まき」だと思ってたんだが真木川も「まぎがわ」なんだろうか?
道を曲がり、温泉や管釣りなんかを横目でチェックしながら上流に向かう。温泉は日帰りもありそうだし釣り帰りによさそうだ。管釣りはどうにも釣果がないときに周辺で落ちゲジ(局地的用語。管理釣り場から増水などで逃げ出したニジマスの意。脱走兵とも呼ばれる。)を捕獲して遊ぶことも出来るww

暗くなる前に帰らなければいかんので(あくまで充電中)、そこそこ登ったところで橋脇の道から入渓。
「おーなかなかよいぞ」


も少し近くで。周辺には雪が残ってる。降ったんだね。



水は綺麗だし水量も余裕ある感じ。段差が多い上に水流の早さも適度で申し分ない。ポイントだらけ。気になるのは川にかぶる木の枝が低いことくらいかな。釣るならチョウチン気味に餌釣りか下からフライでアプローチ、って感じだろうか。

虫いたりするかなーと思って石をひっくり返してみたがちびっこいヒラタが見つかったくらい。
まあ季節が季節だし場所にもよるので春にまたチェックしてみたい。とりあえずいることはいたがそんなことより水が死ぬほど冷たかった。

今回の目的は釣りではないので小一時間ほどぶらついて終了。
なかなか良かったので来期は必ず来るぞ。でも原チャリではさすがに無理だなw

■まとめ
行動:ドライブ
目的:川の下見、充電
行き先:山梨県、笹子川支流真木川
飯:台湾料理店ランチ
天気:晴れ
気温:ここ数日より暖かいが川辺はやはり寒い
水温:冷たい

<お詫び>
怪しいと思ってた床屋ラーメン。以前テレビのバラエティ番組で1つの店で床屋とラーメン屋を経営してるおっさんを見たのでそんなんかと思ってたが、改めてGooglemapで見たら普通に1階がラーメン屋、2階が床屋でしごくまともなお店のようである。次回は寄ってみよう。



Google StreetViewより。

2011年11月28日月曜日

【釣り日記2011】東京湾ハゼ釣り大会2011.11.23(晴れ)【海釣り素人】

今回はなぜか海釣り。

お友達が仕事してるお宅のおじいちゃん(91歳?すげー元気)が釣り大好きな方で毎年11月23日勤労感謝の日に行われるハゼ釣り大会に参加するということで僕もご一緒することとなったのだ。
といっても実は今回が2回目。昨年も参加してるが釣果はイマイチ(たったの7尾)だったので今回はリベンジである。

とりあえず4時起床、始発にのっておじいちゃんのご自宅へ。玄関でベルを慣らして「おはようございます!」つてドアを開けたらおじいちゃんが目の前に座ってたのでビビった。
どうやら待ちきれなかったようである。カワイイ笑
タクシーで駅に向かい、電車で門前仲町から深川の釣り宿に向かう。

釣り宿「富士見」



すでに参加者がいっぱい。早く着いたのでまだまだこれから人は増えそうだ。
やはり全体的に年齢層は高めだが中には30前後や子供の姿もある。当然ながら釣りギャルはいないw 元釣りギャルが数名。

とりあえず出がらしなお茶を頂いて、大会にエントリーする。
参加料を支払い、席(つーか乗る船)を決める抽選番号を貰う。ハリス付きの袖針も1セットサービスでもらえる。おじいちゃんはオモリを買ってた。僕は去年使った天秤オモリがあるので問題ない。ポイントは砂場のため、根掛りはほとんどないので仕掛けのロストはあまりないのだ。
船は2種類で昔ながらの渡し舟みたいなネリ船というちっちゃい船と漁船みたいな若干大きい船。
ネリ船はリール禁止。
今回はネリ船が2艘、大きいのが3艘出るそうだ。

ここで仕掛けについて解説しておこう。
船からのハゼつりの場合、仕掛けは簡単で、天秤オモリか中通しオモリに40センチくらいのハリス(0.8~1号程度)、袖針4~5号1本か2本(2本の場合は枝針にする)、餌は青イソメが基本。これだけ。
問題は竿なんだが、これも結構テキトーで細めのロッドならたいてい何でも使える。キス竿とかバスロッドとか。ただ竿先はやわらかい方が食い込みがよくアタリも取りやすいのでどんなんでもいいというわけでもなさそう。逆にペナペナなワカサギ竿なんかでも問題ないらしい。
また、マニアな方々はハゼ釣り専用の中通し竿を使う方も多い。江戸和竿というやつで、先ほど書いたネリ船に乗る方は皆さんこれ。手元に仕掛け巻きが付いてて糸が巻いてあり、手元の穴から糸を入れ竿先から出して使う。本来は竹製だが最近はグラス、カーボンなどの素材もあるようだ。
なかなか渋くてかっちょいいが仕掛けを上げるのは若干面倒である。竿を置いて手で手繰るか、フライロッドの要領で手元で引っ張って足元にたるませていくことになる。リールの方が圧倒的に楽だw

というわけで今回は僕はバスロッド(ちょっと硬いかなとは思ったが)、おじいちゃんも細身のリール竿でトライすることにした。
ということは必然的に大型船である。

皆さんそろったところで釣り宿の社長がルール説明。
といっても単純で、要するに大きさ関係なしでマハゼをいっぱい釣ったやつが勝ち。ダボハゼなんかの外道は除外。勝負はあくまで数だが大物賞も用意したので大きいのを釣ったら持って来いとのこと。(ちなみに20cmを超えるハゼはケタハゼと呼ばれて珍重されるらしい)
で、ここで船の抽選となるがグループで来てる人は大型船の3号船と最初から決まっているので抽選なし。早速船に乗り込む。

というわけでおじいちゃんと一緒に乗船し出航。おじいちゃんはちょっと足が悪いので乗船が心配だったんだが、富士見の若い衆が助けてくれたのですんなりいった。
さて、これでやっと釣り開始となるわけだが、実は去年乗った船も3号船。なぜか分からないが、去年は僕以外の方々も含め、全体的に釣果がイマイチだったので少し心配である。



乗船の様子、的な。何がどうということもないが。一応ライフジャケットを着る。

船は運河をくだり、隅田川河口付近のポイントへ向かう。去年もそのあたりでやったんだがイマイチで、結局最後は木更津沖までいったんだよなあ。で、帰りに酔ってゲロゲロ撒き餌をまいたw
今年は最初から行かないことに決まってるのでまあ安心である。でも一応酔い止めは飲んでいるw

さ、まずは第1のポイントに到着。船長の合図で一斉に竿を出す。
僕の仕掛けは道糸1.5号 天秤オモリ、ハリス0.8号、袖針5号+枝針で4号、という感じ。
こんな感じ)
2本針は手返しが悪くなるが、今回はとりあえず1、2尾釣るまで2本でいってみることにした。ポンポン釣れる様なら枝を切っちゃえばすむことだし。
餌はアオイソメ、船長によると2センチくらいに短く切って2つくらいつけるとよいとのこと。おそらく長く垂らすと尻尾だけ食いちぎられるし、短く切ると見えにくくてアピールしにくいので数を付けるという事だと思う。

やり方としてはいったんオモリを底に付け、そこから少し持ち上げて底を小突くような感じで誘いをかける。ガツっと食えば手元にプルプルっとアタリがくるんだが、集中していればプルプルの前にクッっていう感じの感触があるとも言われる。

ひとつめのポイントでは誰にもアタリがないようで、すぐに「はいー竿上げてくださいー」で移動。
今回のような船からのハゼ釣りの場合、竿出す→釣れれば続行、釣れなければ竿上げて移動、というのを延々と繰り返す。船長の判断に非常に(というより全面的に)左右されるわけだが、おそらく底に張り付いたハゼに魚探はきかないだろう。ここ数日の傾向などを頼りにしてるんじゃなかろうか。他の船とも頻繁に情報を交換しているようだ。



てな感じで少しずつ移動し竿を出すのだがサッパリ釣れない。他の人も殆ど釣ってない。昨年の悪夢が蘇る(大げさ)。でもまあ、まだ午前中で少しひんやりするものの天気はよく日差しは気持ちいいし楽しいことは楽しいのだ。
でもやはり釣りたいものは釣りたい。ポツポツと釣り上げる同乗者も出始めた。

僕「うーむアタリがないなあ。そっちはどうですか?」
おじいちゃん「ぜんぜんだねえ」
僕「でも気持ちいいですねえ」
おじいちゃん「そうだねえ」
などとゆるーい会話を交わす。

こういうときは何かを変えてみるのが釣りの常道。思いついて念のために持ってきていたミミズを枝針に付けてみる。
ハゼにミミズ?と思われる向きもあろうが、ハゼは海水域だけでなく汽水域の魚。淡水餌の代表であるミミズもありえる話だ。いちおう隅田川ですし。
おじいちゃんも「ダメだっ」つって竿を中通しに変更。あまり関係ないような気もするがw

このあとは僕もおじいちゃんもしばらくアタリがなかったが2時間くらいし経ったかなー。来ました。プルっていうかわいいアタリ。だがハゼは食っても全然引かないので型が小さいと針についてるのかどうかさっぱり分からないw
どうかなーと思いながら上げてみるとぼちぼちの型がでろーんと上がってきます。相変わらずやる気ねーなオメーはww

って本来ならここで写真があるはずなのだが完全に忘れてた笑

この後はお台場に出て何箇所かポイントを回る。このときは結構風が冷たくて寒かった。



フジテレビが見える。
天気は気持ちいいがお台場方面はいまいち釣れず。


結局その後はダメだってんで隅田川を遡って日本橋あたりまで行ったのかな。
途中スカイツリーが見えたので写真とろうと思ったら船が曲がって見えなくなったな。

ポイントはこんな感じ。



そんなわけで釣り再開。最初ので食ってたのはミミズの方だったんでその後もミミズ+アオイソメで責めるがアタリはぽっちらぽっちら。単にアタリがとれてないのかもしれない。判ると思うんだけどなあ。まあもう少し調子の柔らかい竿の方が判りやすいかなとは思うけどね。トラウトロッドくらいがよさそうだな。



ハゼ釣りを楽しむ?おじいちゃん。なかなか決まっている。

んで、そのままあまり釣れないまま15時を迎え終了。結局5尾しか釣れませんでした。去年より少ないやんけ。おじいちゃんもあまり釣れず

「ハゼ釣りはもういいや」
「今度はアジにしよう」


さすがにやる気なくなっとるww

帰港すると豚汁サービス。まあまあうまい。(写真忘れたw)
で、表彰式。(詳細な結果はこちら


大型船1位は66尾。まあ僕の5尾とは比べ物にならんがハゼ釣りの数としては少ないといっていい(ネリ船の1位は109尾)。みんないまいちだったのね。
とはいえ、多く釣ってるのは軒並み2号船とネリ船。去年もそんな感じだった。順位は横取り方式というので決めるのでどの船でもチャンスはあるんだけどさ。ってまあそれでも3号船で20尾釣ってる人はいた。といっても竿2本だしてたけどね。上位陣は皆2本出してたのだろうか。

とまあそういうわけで2年連続で不発のハゼ釣り大会なのであった。
多分来年は行かないだろうと思うww

あ、今回の釣果です。(帰り際にまったく魚の写真がないのに気づいて慌てて撮った)


すでに1尾お亡くなりにwwww

2011年11月19日土曜日

【釣り日記2011】奥多摩ツイン釣行2011.11.16(晴れ)【奥多摩冬季ニジマス】

だんだん寒くなってまいりました。しかし寒くなっても行きたくてしょうがないのは悲しい習性ですなー。

今回は急遽日野の人と同行することが決まり、中央線の始発に乗り日野駅で待ち合わせ。しかし行き先が決まっておりません笑
まあこの時期にわざわざ山梨ってのもなんなのでとりあえず秋川で寒バヤか奥多摩でニジマスかの二択。とりあえず滝山街道の入り口までいってセブンイレブンで朝飯を買いつつ相談した結果、とりあえず奥多摩行ってみて、ざっとやって物足らなかったら秋川行くべ、というグダグダな方針と相成りました笑
今年の奥多摩は水が濁りまくりなのですがtetsuさんを始めいろんな方がレポートされてるように、海沢出会いから日原川出会いまでの1kmちょっとだけは濁りも薄まってなんとか釣りになる状態。当然我々も狙いを定め出撃したわけであります。

道中は順調、日の出前に白丸駐車場に車を止めて奥多摩方面に向かって歩く。トンネルをくぐったら坂を下り入渓。しかしかなり寒い。
とりあえず日野の人は海沢出会い辺りに、僕はその下の吐き出し口あたりをチェック。吐き出し口の水は多少温かいだろうから周りに集まってないかなという読みであります。
が、ちいともアタリがなく上流に移動。見ると日野の人も登ってるので釣れてないんだろうな。

日野の人は今回がほぼ初奥多摩。前にキャンプのときに川井堰堤をちょろっとやったことはあるけどこの辺りは初めてのはず。「なんとかいい釣りにしてやりたいな」などと心の中で先輩風をふかしつつ声をかけてみると

日野の人「ちびっこいヤマメが出たよ」

俺より先に釣ってんじゃねーよーー笑

ぬう。これはいかんと思いつつ釣り上がっていくがどうもダメだ。というか寒すぎて集中できない。とにかく日向に行きたくて仕方がないのだ笑 
日野の人も寒い寒いゆってるし、その後は釣れてないようだ。

てな感じで震えながら梅沢大橋をくぐり釣り登っていく。
日も上がり少しづつ暖かくなって来たところで、おっ!来ましたよっ!なかなか良い引きっ!


ってウグイさんじゃありませんか。
一応計測してみると25cm弱。またやってしまった。日野の人爆笑。

いや、本命なんです(キリッ


計測後はさっさとお帰り頂きました。しかしウグイって元気よね。テキトーに扱ってもなかなか痛まない。

と、すぐ下の瀬頭で日野の人にもアタリ。
上げてみるとなんだこれは?イワナだよな。


写真だと分かりづらいがテカリ具合がニジマスそっくりなのだ。ニジマスとイワナは交配しないよね?するのかな?
まあイワナなんだろうがあまりイワナが付きそうな場所でもないしなんか怪しいお魚です。

このポイントはなかなか魚影が濃いようで、日野の人はヤマメを追加。僕も「負けてはおれん!」とばかりにやってたら、日野の人が
「釣り人が下ってきてるよ」
というので上流に目をやった瞬間に手に感触アリ。パニクりながらも反射的にアワせ、なんとかニジマスを追加することができた。

降りてきた方も近づいてきたのでご挨拶。なかなか感じ良い方だったので「ここはなかなか良いポイントのようなので良かったらどうぞ」、と誘ってみるものの、「いえいえワタクシは」「どうぞどうぞ」「いえいえどうぞどうぞ」ダチョウ倶楽部のような展開。結局そのまま下って行かれた。謙虚で感じのいい方であったがやけにネットがでかかったので普段は鮎師さんかもしれない。

その後はアタリもぽっちらぽっちらで、氷川キャンプ場に到着。
テント禁止区域のところで可愛らしいヤマメさんがヒット。ここは広いし、しつこくやればもっと出そうな気もしたが先に進む。
実は氷川キャンプ場には期待度の高いポイントがあるのだ。このポイントでは直近2回の釣行で3尾出している。脱走兵の雰囲気を漂わせてるやつもいるがサイズもまあまああり、その上非常に早い段階でヒットしている。
ここを鉄板ポイントだと認識している僕としては何も言わず釣り上げてドヤ顔を見せる手もあるが、それでは先輩としてあんまりだ。ここは広い心で相棒に譲ってあげようではないか。

僕:「これこれこういうわけだから釣ってみ?」

よっしゃとばかりに釣り始める日野の人。それを眺めながら別のポイントを釣る僕。
しかし何度流してもヒットしないようだ。

日野の人:「出ないよー」
僕:「おかしいなー」


などとやってるうちに日野の人が根掛りで仕掛けを直し始めたので、直し終わるまでね、などと交代してやってみる。が、何度流しても出ない出ない。
その後、日野の人がリトライするもダメで結局あきらめたんだが何しろ僕としては鉄板ポイント。さらにしつこくしつこくやってたらやっとこさ出ました。思わず言ってしまいました。


「やっぱいるじゃん!」

体高もあり張りのあるなかなか良い感じのニジマスくん(写真は撮り忘れた)。しかしなかなか反応しなかったなあ。スレてんの?

というわけで最後のポイントは日原川出会い。日原川からの流れ込みの下を狙ってみるが、反応なし。うーんダメかあ。などと思いつつ下流に目をやると日野の人の竿が曲がってる。「また根掛りかあ。しょうがねえなあ。」
とか思ったらなんか動いてる。ほほーあんなとこで釣れるかあ。

ってデカイやんけっ!


ほぼ30cmぴったし。尺ニジでございます。
日野の人、ほとんど初奥多摩のくせしやがってなんてこったい。
なんとか29.5cmということにしてやろうと思ったが無理だった。

ということで海沢出会い~日原川出会い釣行、これにて終了。
時間が微妙だったので秋川はヤメ。喜久松の話をしたら覗いてみたいというので帰りに寄りました。少し竿を出して見たら8cmくらいのウグイが釣れました。

最後に釣ったのは俺だから俺様の勝ちだなっ!

誰か尺釣れるとこ教えてください泣

■仕掛け
竿:6.3m硬調
道糸:0.6号フロロカーボン
ハリス:0.3号~0.6号ナイロン
錘:B~3B
針:アマゴ半スレひねり(だったっけ)6.5号
餌:キヂ

日野の人はなんと4号針を使ってたらしい

■釣果
僕:ニジマス2、ヤマメ1、ウグイ2
日野の人:ニジマス1(尺)、ヤマメ2、イワナ?1
(全てリリース)

しかし日野の人はウグイ釣りません。今シーズン通して20cm超は1尾のみ。
僕は毎度のように釣ってる笑

2011年11月11日金曜日

【かなり】2011年シーズンを写真から思い出す【うろ覚え】


今シーズンはちいとも日記を書かなかったがちょこちょこ写真は残ってるので思い出しつつ並べてみることにしよう。


↑解禁直後、日野の相棒が釣ったヤマメ(笹子川)
20cmちょいかな。彼にとっては人生初山女(管理釣り場除く)。
体高はあまりないが横にぷっくりと太って丸っこかった。
側線の赤がアマゴのようで美しい。



↑笹子川原流域のイワナ
僕の人生初岩魚(だったと思う)。サイズは全然たいしたことないが素晴らしい色合いだった。


↑これもイワナ
葛野川上流で出た。イワナ釣れるとちょっと嬉しい。
後日同じポイントでブラックバスを釣ってしまった笑



↑和田峠
原チャリ釣行がメインだったのでよくここを越えていった。勾配がきつくて場所によってはフルスロットルで20km/h程度だ笑
大垂見峠を越えた方が早いんだがなんかこっちの方が好きなんだよね。車こないし。
僕のボロタクトが写真に収まってるのはこれだけだな。


↑鶴川
古い橋げたが美しい。
この上流は落ち込みと淵が続いてなかなか良い渓相だ。あんまりつれなかったけど笑



↑鶴川の橋の下で拾った可哀想な子
どうやら段ボール箱に入れられ、橋の上からぶん投げられたらしい怒
箱が目張りされてた(やぶいて脱走したようだが)。
可愛すぎてめちゃめちゃ飼いたかったがぼくんちでは無理。でも放っては置けず、ミルクをあげて上野原市役所に連絡したら担当の人が保護しに来てくれた。良い引き取り手が見つかっていると良いのだが。



↑今年一番綺麗だったカワムツ。
たまにはこういうのも良い。


↑葛野川左岸の土砂崩れ現場
これのおかげで夏以降、葛野川下流は常時カフェオーレ。
今年は各地で崩れたようで、鶴川も葛野川も、そして奥多摩川も濁りが取れずみなさん苦労したようだ。


↑今シーズン最大のヤマメ(鶴川)
27-28cmくらいだった。今シーズン中に尺を上げたかったが支流ばっかりだしまあこんなもんかと(言い訳全開)
でもこれの引きはそれほどでもなかったな。葛野川の23cmのヤマメの方が引いた気が。高さがあってヒレもピンピンだった。

ウグイマンのくせにウグイの写真がないな。
てなわけでまた写真が見つかったら書いてみる。


当ブログについて

過去に書いたmixi日記から引越しであります。
mixi日記の更新は3月で止まっておりますのでその後はありません。
2011年シーズンは桂川漁協エリアをメインに釣りまくったのですが釣りに夢中になりすぎて全く記録に残してないという・・・。

ここからは新規に投稿していきますのでヨロシクお願いいたします。

※追記
過去日記はmixi日記からコピペで移したため、写真がmixiへのリンクという形で表示されています。
そのためmixiにログインしている状態でないと写真が表示されません。
時間のあるときに順次貼りなおしていきたいと考えております。

2011年3月23日水曜日

【釣れない釣り日記】3月某日、山梨県笹子川リベンジ(後編)【やはり師匠はすごかった】

(中編より続く) 

そんなこんなで3人で一服しつつ竿の話などあーだこーだしたあと、また釣りあがることに。Iさんはどっかに行ってしまったが、師匠は「僕は後ろからでいいからどんどん釣ってきなさいよ」とのこと。「僕はどこでも釣れるから後からついてくよ」だそうなw 
なにしろ師匠の言うことだから分かりました、ってなもんでまたちょこちょことカワムシを採取して釣りあがって行く(師匠、自分のカワムシまでこれいいよ、などとわけてくれる。やさしすぎる)。しかしそう簡単には釣れない。が、師匠を見ると僕が荒らした場所でもう釣ってるw 
これは素直に教えて頂いた方がよかろうと思い、「ちょっと見ててもいいですか?」とお願いするとあっさり「いいよー」とのこと。 
しばらく見てる間に1,2匹小さめのをを釣り上げたのだが、僕の目にはアタリがあるようには見えない。ところが師匠は1投ごとに「今2回つつかれたっぽいんだけど多分チビだなー」などと言ってる。なんなんだ? 

正直に「見ててもアタリが全然わかんないですよー」と言うと、師匠、 
「オモリを見てるんだよ」とのたまう。なんだそりゃ?? 
僕の目にはオモリは見えてないし、そもそも見てない。普通目印見るでしょ。話を聞いてみると「こういう浅いとこは錘は水面に出しちゃった方が分かりやすい」とのこと。結構色々調べたけどそんなテク聞いたことないぞ?? 
他にも竿の立て方、流し方、とめ方、合わせからの動作など基本的なところから教えてくれる。最初は教えるつもりなんかなかったと思う。本当にありがたいことだ。初心者過ぎてよっぽど不憫に 
思ったのかも知れないなww 
(教えてもらったことはここに書くと長くなるし、文章では説明しにくいので僕と一緒に釣行する人があれば直接説明します) 

さらに面白いのが師匠の仕掛け。7.2mの竿に1号通し、針は7.5号である。 
針が大きめなのはともかくとして、1号というのはすごい。1.2号の時もあるそうだ。分からない人も多いだろうから説明するが、1号と言うのは渓流釣りの糸としては相当に太い。それも道糸だけに使うというのならまだ分かるが通しと言うことはハリスまで1号ということ。はっきり言ってありえないほど太い。 
(ちなみに僕の仕掛けは5.4m軟調子竿(http://p.tl/BvdP)+道糸0.6号+ハリス0.3号+針5~6号半スレ) 
何しろ、世間ではゼロ釣とよばれる細糸仕掛けが主流なのだ。中には0.0X号などという超細糸仕掛けを使う人もいる。(ここまで細いと仕掛けも作りにくいし見失いやすいw) 
これは魚に糸を見せないこと、エサを自然に流すこと、魚がエサを咥えたときに違和感を感じないことを目的としてるのだが、師匠の言い分は全然違う。 
「ヤマメのあんな小さい脳みそで、これは糸がついてるから食わないとかないよw」 
「ヤマメは早合わせだから問題ないよ」 
「細いとでかいの釣れないし」 
ちなみに竿が長いのは、ヤマメに気づかれたくないのでできるだけ川から離れて竿を出すため、だそうだ。 

また、師匠いわく「一瀬に一匹」 
笹子川の場合、川幅がないものの小さな落ち込みが多くある。その落ち込みと落ち込みの間にはたいてい1匹はいるし、逆に1匹釣ってしまったらそこで粘ってもなかなかいないよと。いたとしても2匹目は警戒してるので難しいということもあるようだ。やはり試してダメなら移動、釣ったら移動でどんどん動いていった方がいいということだな。 

もっともっと聞きたいけどいつまでもくっついてても迷惑だし、やっぱり自分で試したい。 
早速挑戦だ! 
師匠の10mくらい上の瀬で教わったやり方を試してみる。と、なんと何投目かであっさりヒット! 
おおお。こういうことだったのかー。お師匠様の言うとおり!正直オモリは見えてないが、竿の出し方を変えただけでアタリは今までよりずっと分かりやすい。というか細かい変化がちゃんと読み取れる。今まではアタリがなかったんじゃなくて見逃してたというわけだ。渓流釣りのアタリが細かいことは昔から知っているつもりだったが、僕が思ってたよりもはるかに微細なアタリもある、ということで、これを拾えるようになれば釣果アップは間違いない! 

「お、釣れたねー」師匠もうれしそうである。せっかくのご教授に報いることができて僕もうれしい。 
この後は爆釣とまではいかないが、数十分で3匹ほど上げた(師匠はもちろんもっと上げている)。一番よさそうな淵では岩の陰のポイントを読みきり、アタリもしかと感じ取れたもののカスリ。もう一度挑戦したがまたもカスリ。一瞬のことだが手ごたえが重かったので非常に悔しかった。少し下で師匠も見てたらしく「惜しいねーー」。 
だがまあその先の淵で18cmを2匹立て続けにあげることができたので良しとしよう。 
師匠も「お、いい型だねー」などと持ち上げてくれたw 
(本来であれば写真を撮っておくところなんだが、師匠が追っかけてくるのでとてもそれどころじゃない。文字ばっかりになって申し訳ないがご勘弁ください笑) 
ここではエサはクロカワだった。どうも僕にとってクロカワムシは縁起がいいようだ。これからも大事にしてやろう(って針に刺して魚に食わせるんだが)。 

この後、師匠は「釣ったのさばこう」とカッターナイフでどんどんさばき始めた。僕もはさみを使ってさばいていく。師匠のさばく速さは僕の数倍。さばくのも速いw 
師匠、「おう、これお土産にもってけ」と魚をこっちに放りはじめる。「もってけもってけ」どんどんくれる笑  
「あ、いや、でも、そんなにいいっすよ」 
「うちにいっぱいあるからいいんだよ。もってけもってけ」 
結局全部で10匹以上もらってしまう。ニジマスやイワナまで。 
(イワナは帰りに日野の人に奪われました笑) 

この後も釣り登っていくが二人ともアタリが少なくなってきた。時間も少なくなってきたので、最後によさそうな落ち込みをやって終わり。 
ここでは落ち込みへの落とし方、水中での動きなんかも教えてもらう。これは前々から知りたいことだったので非常にありがたい。ああいう(といってもわからんだろうが)巻き込み方をするとは思わなかった。 

笹子駅まで歩きながらご家族の話や、過去の釣りで負った重症の話など。道中、師匠は途中で催したらしくTSB笑 
駅についてちょっと待つと運良く立川行きが来たので一緒に帰る。帰りにも色々と話をして日野駅で別れることに。「次回お会いするときはちゃんと釣れるようになっておきます」と言ったら師匠も笑ってました。 

軽くマックに寄った後で日野の人のお宅へ。お土産を渡して自慢話をしつつ、小さいのを塩焼きで食べます。 



うまいっっっ 

なんとか今年初めてのヤマメも釣れたし、美味しいし、釣り方も勉強になったしと素晴らしい釣行となった。しかしなんといっても師匠に出会えたことと、笹子川の素晴らしさを知ったことが今回最大の収穫であった。 

本日の釣果 ヤマメ ~18cm 6匹 
おみやげにもらった魚  ヤマメ、イワナ、ニジマス 大小あわせて10数匹 

<了> 

【釣れない釣り日記】3月某日、山梨県笹子川リベンジ(中編)【虫取りも楽しいよ】


(前編より続く) 

川に下りたM師匠と僕。 
ちょうど前回、上から釣り下がってきた終点の堰堤上だ。 
師匠は長靴に履き替え、浅瀬へと入っていく。僕は膝丈のウエーダーを履いてきてるのでそのまま。手を入れてみるとマジ冷てえええ笑 
というわけで早速カワムシ取り開始だ。 

師匠いわく 
「こういう浅い瀬にはよくいる」 
「葉っぱがいっぱいあるようなとこがよい」 
「でかい石だけでなく小さい石にもついてるからどんどん裏返せ」 
やってみると取れる取れる。 
小さくて使えないものも多いが、かなりでかいのも取れた。クロカワ虫など青虫並みのやつがいる。あんなでかいの初めて見た。 
一番良く取れるのがヒラタと言われるやつでヒラタカゲロウの幼虫。渓流釣りでは一番良く使われるが小さくて薄いのは使いづらい。 
それからクロカワ虫。これは真っ黒で形が毛虫っぽいので嫌いな人は嫌いだろうな。だが僕は初めてカワムシを使ったときに1投目でスパンとヤマメが釣れたので印象が良い。師匠はほとんど使わないそうだ。石の裏に自分で吐いた糸と小石で巣を作る。あんまり暴れないので取りやすい。田舎では食用にするところもあるらしい。佃煮にでもするんかな。 
あとはキンパク。カワゲラの幼虫で。これもボチボチ取れる。小さいのが多いが、この時はコウロギ並みにでかいのが取れた。ちなみにコウロギも取れればエサに使えるらしいな。あとはクモとか。去年何回か見つけて使ってみたが釣れたことはない。 

しかし、カワムシ取りは疲れるしめんどくさいと思う部分もなくはなかったのだが、やってるうちにだんだん楽しくなってきた。この辺にいそうだなと思って石をめくり居たり居なかったり。大きかったり小さかったり。見つけても逃げられたり。釣りと同じじゃんw 
楽しすぎてウエーダーが短いことを忘れてかがんでしまい、左足に水を入れてしまったw 

てな感じでカワムシをいっぱいゲットした。いよいよメインの釣りタイムである。 
ここで師匠、「僕が教えられるのはカワムシ取りくらいだからこの辺から好きに釣り登っていって見るといいよ。僕は下がってくか上の方に行ってみるから」 
と言い残しスタスタと去ってゆく。 
師匠の釣りを見てみたいものの邪魔するのも悪いし、独りの方が気楽に色々試せる部分はあるので「ではまた~」てな感じで釣り開始。カワムシ取ったところじゃ釣れないので少し上に登っていく。前に一度通ったところなので川の様子はだいたい予想が着くのだが、前回は全然アタリがなかったのでどうかなーと思いつつ釣りあがる。
 





(あいかわらずボケボケ) 

キャスト。アタリなし。 

キャスト。アタリなし。 

キャスト。アタリなし。 

あきまへん(´Д`) 

しばらく釣りあがったがどうもいかんなーということで川を出てもっと上に行ってみることにした。 

途中、端を渡ったところで一里塚を発見。 





「江戸日本橋より二十五里」 
大体100kmかあ。なんかキリがよくってうれしいね。 

先ほど渡った橋に平行して古い橋が架かってるので、そこから川を見てみる。 
ここで自分撮影用ならボケないことを思い出したので撮影してみる。 

上流側。 



下流側。堰堤がある。 



地元っぽいおじさんが独り釣っている。しばらく見てたが釣れなかった様だ。 
だが堰堤下で釣ってる人もいるし、上もいけるかなと思い、上流の写真の左側から降りられるところがあったので川に下りてみることにした。 
しかしなかなかアタリがこない。途中、アタリかな?と思うものもないわけではなかったがはっきりしない。なかなか釣れないなあ。 

少しつり登っていくとだんだん川が細くなってきて、狭いところだと川幅2m程度なんてとこもある。 
そんな狭いとこだが落ち込みを中心に攻めていく。全然釣れないまま登っていくと他の落ち込みとちょっと違う感じの渦をまいてる落ち込みが。どうも気になる。 
狭いし居てもチビヤマメだろうなあと思いつつ2、3度沈めてみたらクイと動いたような?! 







キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!! 




今年初めてのヤマメちゃん。 
サイズはないがまあまあ綺麗で可愛いヤツである。パーマークはちょっとぼやけた感じ。 
いやーうれしいなーーーーーっと。君に会いたかったのだよー。(食いたかったのだよー) 
ここにくるまでにカワムシをなくしたのでエサはイクラだった。 

1匹居れば近くにはもっと居るのが釣りの鉄則。 
チビヤマメなら同じポイントに数匹居ることもあるので試してみたがさっきの落ち込みでは出ない。少しづつ登りつつポイントポイントを攻めていくが釣れないのでここらでちょっと一服することにした。 

と、ここで 
「おーい。どうだい?」 

師匠登場である。 
「なんとか1匹上げましたけどダメですねー」などといいつつ近づいてみると師匠の手にはレジ袋。ぬぬぬ。すでに10数匹入っている。しかも中には20cmオーバー(20cm台後半?)のニジマスとイワナまで!? 
師匠すんげえええええええええ!!!名人すぐるっ!! 
師匠いわく、「放流モノ(ニジマス)がまだ残ってたよー。ニジマス嫌いなんだけどなー。」 
(後で聞いたらホントに嫌いでゲジゲジと呼んでいるそうだw) 

と、そこへ先ほど橋の下で釣ってたおじさん登場。桂川漁協のキャップをかぶっている。やっぱり地元の人であった。(どうやら実際漁協の方で、自宅でも入漁券を扱ってるIさんらしい) 
「おう、Mさんどうよ。お、流石だねー。」とホントに旧知の仲という感じ。 
そしてIさんいわく「この人は本当に名人で別格だからなー。比較になんないよ。」とのこと。 

吹くような性格の人ではないことは分かってたし疑っていたわけではないが、電車で聞いたことはすべて本当であった。というか本人が話した以上の名人っぷりである。これはほんとに師匠にするしかない。この瞬間、僕は心の中で勝手に弟子入りすることに決めたのである。 


(続く)

【釣れない釣り日記】3月某日、山梨県笹子川リベンジ(前編)【秋山川の予定だったんだが】

解禁釣行以来、半月経ってしまった。 
3月は仕事が立て込んでしまいまったく行けないでいるうちに大震災発生。どうしようかなーと思ってるうちに電車が動かなくなったり。 
まあこんなご時世ですしちょっと自粛するべえかあという気持ちもないではないのだけど、釣りは移動を除けばエネルギー使わないし、行ってしまえば自宅の電気も消せる。 
かえって良いのではなかろうかということで行ってみることに。 

行くとなればともかくエサが必要。半生イクラを作る。これは片栗粉をまぶして新聞紙で軽く乾燥させるだけ。だいぶ慣れてきたし簡単だ。 
あとはミミズくんも前回買ったのがまだ生きている。カワムシが取れれば最高だがこれは現地調達。行って見なければ分からない。 

で、問題はどこに行くか、なんだが、まずはあきる野の秋川か奥多摩川に行くかで悩む。 
なんといっても前回ボウズなわけで今年1匹も釣ってないということもあり、今回はぜひ釣って帰りたい。まずは1匹でいい。釣って帰りたいのだ。 
どちらの川も解禁直後の喧騒からはそろそろ落ち着いてきただろうし、いくらか川を知ってるというアドバンテージもある。とにかく1匹目を釣るためには少しでも条件が整ってるほうがいい。川を知らないと移動の判断が鈍ったり移動に予想外の時間がかかったりしてかなり影響が出るものなのだ。 

というわけで迷いつつ、日野の人の要望もあり(今回は彼は同行しないが)、秋川に気持ちが傾いてきたところで問題が勃発。帰りの電車が遅いのだ。 
震災後、JRのダイヤは大きく変更されて特に田舎の方は極端に変わっている。五日市線の場合、行くのには特段問題はないのだが、14:00~19:00まで電車がまったく動かないのだ。 
釣りは通常17:00くらいには終了して帰るのだが、そっから2時間もある。飲んで帰るという選択肢もあるにはあるがこの日は約束もあり、あまり遅くはなりたくない。 
というわけであっさりと秋川は止め。奥多摩はさらに電車状況が悪いので却下。 
ほかにどっかないかなあと考えたのが上野原の秋山川(http://p.tl/rzZR)。これは都留市の方から相模湖まで流れてる川で、小さな川だが天然モノの綺麗なヤマメがいると聞く。下の方はウグイが多いという話もあるが、今冬の寒バヤ釣りに失敗した身としてはヤマメがダメならウグイ君に遊んでもらうのもそれはそれで一興だろう。なんかどんどんダメな発想になってる気もするが。 

というわけで秋山川に向かうつもりで9時過ぎあたりに家を出る。 
まずは駅前のすきやで腹ごしらえ。

 
(今回はiPhoneのカメラの調子がすこぶる悪くピンボケなため小さい写真でお送りします) 

どうでもいいが定番ネギ玉牛丼である。 
定食を食べようと思ってたのだがメニューにない。なくなったかと思ったがあとでサイトを見るとちゃんとあるな。よくわからないが。 

まずは高尾行きの電車に乗り、今日のコースについて色々と思いを馳せる。この時間は結構楽しいものだ。 
高尾駅で甲府行きに乗り換えガラガラの車内にいると、乗ってきたオジさん(俺もオジさんだが)が「兄さん、釣りかい?」と声をかけてきた。 
「そうなんです」と返すと「俺も行くんだよ」とオジさん。なかなかよさそうな人だったので道中釣り談義に。お互いの釣り遍歴やら道具立てなどなど。 

この方は奥多摩出身、多摩在住の植木屋さんで年齢は60代。とりあえずMさんと呼んでおこう。 
若いときから釣りばっかりやってたらしく、この辺の河川はもちろん、全国で行ってない川はない 
んじゃないかというくらいお詳しい。昔は北海道で釣った魚(バカでかい)を東京の料理屋に空輸した稼ぎで食ってたというくらいで要するにプロつうか漁師だなw 
今もお弟子さんを連れて行って教えてたりするそうな。連れて行くと面倒見なきゃいけないから大変だと。また、そこら中の川に知り合いがいて顔が利くらしい。ちょっとおしゃべりでキップがよくって気が短そうなところはなかなか職人っぽいが、過度にべらんめえでもなくとても話しやすい方だった。 
写真を撮らせてもらおうかとも思ったが言い出せなかった(今度会えたら撮らせてもらおう)。 

そんなわけで、どこに行くの?という話になり、秋山川だと言うと、Mさんは笹子川だと。 
前回行った話もちょろっとしたりしてたんだが、Mさん、「良かったらカワムシ取れる場所や取り方教えてあげるよ。一緒に行かない?」とのこと。 
一瞬迷ったが、こんな機会は滅多にあるもんでもないし、急遽予定を変更して笹子川に同行させて頂くことにした。独りの方が気楽でいいが、うまくすればベテランのテクを盗めるかもしれないしね。 



笹子駅(http://p.tl/QqbF)に着いて驚いたのだが雪が積もっている。降ってはいないしそれほどの量ではないがやはり寒い。寒いということは水が冷たい。冷たいということはお魚の動きも鈍い。いやな予感。 
しかしM師匠は「大丈夫、大丈夫」と川に下りていく。 

(続く) 


【釣れない釣り日記】3月上旬(震災前)、山梨県笹子川、かいきん釣行【遅くなりました】



未曾有の大災害もあり、日記をアップするのも遅れております。 

3月に入り関東全域で渓流解禁が進む中、2月後半より仕事が急に忙しくなり、まったく釣りに行けないでイライラをつのらせておりましたが、ついに行ってまいりました。 

個人的解禁釣行に選んだのは山梨県桂川の支流、笹子川。 
理由の一番は奥多摩川や秋川の解禁祭りに与したくなかったというもの。なんでも何千、何万匹と放流された魚が3日で95%釣りきられちゃうとか。そんなん渓流釣りでもなんでもねえ。解禁放流で子供でも釣れる魚を40匹釣った70匹釣ったとか自慢してる馬鹿は一生釣堀で釣ってて下さい。 

その点、笹子川は放流も下流部のみで人も少ない。上流のヤマメは天然、あるいは準天然モノ(発眼卵放流、あるいは稚魚放流より生育)で本流に比べ型は小さいものの魚体が美しく、しかも魚影が濃いと聞いていたのだ。 

今回はいつものように単独行ではなく、相棒である日野の人と一緒。彼とは昨年から2度ほど一緒に行っているが一緒に行った場合では2人ともまったくのボウズである。 

まずは彼の愛車に荷物を積み込み10:30頃日野をスタート。わりとのんびりである。大垂水峠(甲州街道)を越えるのはヤダという彼の意見に従い八王子インターから中央道で大月を目指す。 
途中、日野の人が腹が減ったので談合坂SAで食おうと言いだすが、僕は基本SA飯が嫌いなので、すぐ大月だから降りてラーメン食おう、iPhoneのぐるなびで検索したからばっちりだというと了解してくれた。 
というわけで、大月で高速を出てラーメン屋へ。 

ぬ。 

閉店している。 

ぐるなびの馬鹿野郎~~~~ 

その後、笹子に向かいつつ飯屋を探すがまったくない。全然ない。どこまで田舎なのか泣 
などとやってるうちに笹子駅まで来てしまった。 
駅といってもポツンとあるだけで何もない。 

が、駅の手前に笹一酒造という酒蔵があり、見学ツアー用のお土産やさん的ドライブイン的建物を発見。もしかして、と思い覗いてみるとありましたー。そば屋。 
彼はラーメン、僕は天ぷらそばを食ったが、これがまたなんというかかなりSA的な飯だった笑 





駐車場にはどでかい太鼓が。 
なんでもギネスブックに登録されてる世界一でかい太鼓だそうな。いちおうサンバチームに所属しており楽器好きな私としては気になる。 



さらに隣にはどでかい馬と武将の像が。武田信玄か? 





て、実物大の世紀末覇王様ではありませんか。なんでだ笑 
しかしラオウもでかいが黒王号もでかい。 

笹一酒造さんのサイトはこちらです。そのうち飲んでみよう。 
http://www.sasaichi.co.jp/ 

まあそんなこんなで空腹を満たしたのでマーキングなども完了し、いよいよ釣りである。 
車を置けそうなところを地図で探し、少し登ったところに車を置いて入渓。 


渓相はまあまあ。水はすこぶる綺麗で臭いもしない。川幅が狭いが今回は安物の360cm竿しかもって来てないのでこんなもんでいい。水量が少ないのは気になるが、ま、やってみるべ。 

今回の仕掛けは道糸0.6号、ハリス0.3号、針はイクラ6号だ。 
堰堤下から始めて釣り下がっていく。 

ダメだなあ。アタリなし。 

移動。 

日野の人は堰堤下で粘ってたのでダメなら移動したほうがいいぞと誘って降りていく。 





うーむ。 

ないか。 

移動。 





うむむむむ。 

あかん。 

移動。 





ずーっと降りていって高すぎて降りられない堰堤まで来たがまったくダメである。 
うんともすんとも言わない。魚いないのか? 

ここはあきらめて下流に移動することに。(こっからは写真がありません) 

車に戻り、笹一酒造で再度マーキング。 
笹一前で川を確認などした後に車で下流に向かう。途中川の様子をチェックしながらよさそうなところを探す。 
と、ここならいけるんではないかというところを発見。水量も多く、大岩がゴロゴロしてる大場所だ。いかにも潜んでいそうに見える。 

早速2人で始める。 

が、 

やはりアタリがない。 

日野の人を置いて釣りあがって行く。だがダメだ。 
結局1時間ほどでギブアップ。 

これから移動しても釣る時間はないなということで帰りがてら葛野川をチェックしに行くことに。 
去年一度来た川であるが、釣った場所は少ない。源流方面はまだまだ面白そうなのでいずれまた来て見たい。 
高速に乗るため大月に戻ってきた頃には日が暮れ、なんと雪が降ってきた。もう3月なのになあ。 
釣れない僕らのさびしい心をさらに凍てつかせる哀しい雪であった。 

とぼとぼと日野に帰るがこちらもやはり雪であった。 





というわけで今シーズンの初釣行は見事ボウズ。 
日野の人とは一緒に行っちゃいけないのだろうかw